ロジクールの製品を使っていて突然不具合が起きた経験はありませんか?チャタリングが発生するマウスや反応しなくなったキーボードなど、せっかく買った製品に問題が生じると困りますよね。実は、ロジクールには最長3年間の無償保証があり、簡単な手続きで新品と交換してもらえる仕組みがあります。
多くの人がロジクールの保証申請方法について疑問を持っていますが、実際の手続きは予想以上に簡単です。この記事では、ロジクールの保証申請から交換までの流れを詳しく解説します。レシートを紛失してしまった場合や、Amazonなどのオンラインショップで購入した場合の対応方法も含め、あなたの疑問にすべて答えます。
記事のポイント!
- ロジクール製品の保証期間や適用条件について理解できる
- 保証申請に必要なシリアル番号の確認方法がわかる
- チャットサポートを使った簡単な保証申請手順がマスターできる
- 保証申請から新品受け取りまでの期間や流れが把握できる
ロジクール保証の申請やり方と必要な準備
- ロジクール保証の基本的な仕組みは3年間の無償サポート
- 保証申請に必要なものはシリアル番号と製品情報
- ロジクール保証期間の確認方法は製品パッケージまたはウェブサイト
- レシートなしでも保証申請できるケースがある
- アマゾンで購入した製品の保証申請やり方も同じ手続き
- ロジクール保証の問い合わせは主にチャットサポート

ロジクール保証の基本的な仕組みは3年間の無償サポート
ロジクール(Logicool)の製品保証は、購入日から製品によって1年から3年間の無償サポートを提供しています。例えば、多くのゲーミングマウスやキーボードは2年間の保証期間があり、一般的なマウスやキーボードは3年間の保証が付いています。
この保証は「素材および施工の欠陥」に対するもので、製品が正常に機能しなくなった場合に適用されます。具体的には、マウスのチャタリング(クリック時の誤動作)、キーボードのキー反応不良、ホイールの不具合などが該当します。
ロジクールの保証は元の購入者のみに適用され、転売された製品には基本的に適用されません。また、事故や誤使用、非正規の修理や改造を行った場合は保証対象外となります。
保証の申請は、ロジクールのサポートページから直接行うことができ、多くの場合、新品との交換で対応してもらえます。特筆すべきは、不具合のある製品を返送する必要がない場合が多いという点です。
保証サービスの質の高さから、ロジクールのサポートは多くのユーザーから高評価を受けています。実際に問い合わせから1週間程度で新品が届くというケースが多数報告されています。
保証申請に必要なものはシリアル番号と製品情報

ロジクールの保証を申請する際に最も重要なのが「シリアル番号(S/N)」です。これは製品の個体を識別するための番号で、保証期間の確認や製品情報の照会に不可欠です。
シリアル番号は通常、製品の底面や裏面に「S/N」という表記とともに記載されています。例えば、マウスの場合は底面のシールやカバーの下に、キーボードは裏面に記載されていることが多いです。G PRO X SUPERLIGHTなどのゲーミングマウスでは、底面の蓋を開けた内部にシリアル番号が記載されています。
保証申請の際には、このシリアル番号に加えて以下の情報も準備しておくと手続きがスムーズに進みます:
- 氏名
- 電話番号
- 配送先住所(郵便番号含む)
- メールアドレス
- 不具合の詳細な説明
レシートや保証書があると理想的ですが、実はシリアル番号だけで保証対応してもらえるケースも多いです。ただし、保証期間を確認するためには購入日の情報が必要になることもあるので、可能であれば購入証明書(レシート、注文履歴など)も用意しておくと安心です。
製品の不具合を記録した写真や動画があれば、状況説明の補助として役立つことがあります。ただし、多くの場合はシリアル番号と不具合の説明だけで手続きが進むため、必須ではありません。
ロジクール保証期間の確認方法は製品パッケージまたはウェブサイト
自分が使っているロジクール製品の保証期間を知りたい場合、いくつかの確認方法があります。それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
最も確実な方法は、製品に付属していた保証書を確認することです。保証書には保証期間が明記されており、通常は購入日から1年、2年、または3年となっています。保証書を保管していない場合でも、製品のパッケージや説明書に保証期間が記載されていることがあります。
もう一つの方法は、ロジクールの公式ウェブサイトで確認する方法です。ロジクールのサポートページにアクセスし、お使いの製品を検索すると、その製品の情報ページに保証期間が記載されています。例えば、一般的なマウスの「M185」などは3年間、ゲーミングシリーズの「G PRO X SUPERLIGHT」などは2年間の保証期間です。
製品のシリアル番号がわかっている場合は、直接ロジクールのサポートに問い合わせることで、正確な保証期間と残り期間を確認できます。チャットサポートでシリアル番号を伝えると、そのデバイスの保証期間内かどうかをすぐに教えてもらえます。
多くのロジクール製品の保証期間は以下の通りです:
- 一般的なマウス・キーボード:3年間
- ゲーミングシリーズ(G PRO、G502など):2年間
- ウェブカメラなどの周辺機器:1〜2年間
EU加盟国内では、2年未満の保証期間はすべて2年に延長されるという規定もあります。ただし、日本国内ではこの規定は適用されません。
保証期間は製品購入日から計算されるため、購入日の記録を残しておくことも重要です。正確な購入日がわからない場合でも、チャットサポートでシリアル番号を伝えれば確認してもらえます。
レシートなしでも保証申請できるケースがある
「レシートを失くしてしまった…」「プレゼントでもらったので購入証明がない…」と心配する方も多いのですが、実はロジクールの保証申請はレシートがなくても対応してもらえるケースがあります。
独自調査の結果、多くのユーザーがレシートや保証書なしでも、シリアル番号さえあれば保証交換に成功しているケースが多数確認されました。ロジクールは顧客サービスを重視しており、シリアル番号から製品の製造日や出荷日を確認できるため、購入証明がなくても柔軟に対応してくれることがあります。
例えば、あるユーザーは「G PRO X SUPERLIGHT」のマウスをクリスマスプレゼントでもらったため、レシートを持っていませんでしたが、シリアル番号だけで保証交換が承認されました。別のケースでは、1年半前に購入したマウスが故障した際も、保証書や外箱を紛失していたにもかかわらず、問題なく交換対応してもらえたという報告があります。
ただし、これはロジクールの判断によるもので、すべてのケースで保証が適用されるとは限りません。特に保証期間が不明確な場合や、保証期間ギリギリの場合は、購入証明を求められることもあります。
レシートがない場合は、以下の代替手段を試すこともできます:
- クレジットカードの明細書を購入証明として提示する
- オンラインショップの購入履歴のスクリーンショットを用意する
- 製品を登録している場合はそのアカウント情報を参照してもらう
シリアル番号だけでの保証申請を試みる場合は、製品の外観や不具合の状況を正直に伝え、誠実な対応を心がけることが重要です。ロジクールのサポートチームは基本的に顧客志向なので、誠実なコミュニケーションが保証適用の可能性を高めるでしょう。
アマゾンで購入した製品の保証申請やり方も同じ手続き
Amazonやその他のオンラインショップでロジクール製品を購入した場合でも、保証申請の基本的な手順は変わりません。メーカー保証はロジクールが直接提供しているので、購入先に関係なく同じサポートを受けることができます。
Amazonで購入した場合の保証申請手順:
- ロジクールの公式サポートページにアクセスする
- チャットサポートを開始する
- シリアル番号と不具合の詳細を伝える
- トラブルシューティングを試す
- 解決しない場合は保証交換手続きに進む
Amazonで購入した製品の場合、購入証明書として注文履歴を使用できます。Amazonのアカウントにログインし、「注文履歴→(該当製品で)領収書等→領収書/購入明細書」と進むと、購入証明書を表示・保存できます。スマートフォンの場合はスクリーンショット、PCの場合はPrintScreenで画面をキャプチャするなどして保存しておくと便利です。
実際のところ、多くのユーザーがAmazonで購入したロジクール製品の保証交換を問題なく受けられています。「Amazonで購入したロジクールのマウスが故障した」という問い合わせに対し、通常通りの保証手続きで新品交換に応じてもらえたという報告が多数あります。
ただし、Amazonや他のオンラインショップで購入した製品の場合、以下の点に注意が必要です:
- 公式ストア以外の出品者(マーケットプレイス出品者)から購入した場合、偽造品や並行輸入品の可能性があり、保証が適用されないことがあります
- 「中古品」「アウトレット品」として購入した場合は、通常の保証が適用されないことがあります
- 購入日を証明するためにも、注文履歴は保存しておくことをお勧めします
Amazonでの購入でも、基本的にはロジクールの通常の保証ポリシーが適用されるので、安心して購入することができます。保証手続きも公式サイトからの購入と同様に簡単に行えることが多いです。
ロジクール保証の問い合わせは主にチャットサポート
ロジクールの保証申請を行う際、最も効率的で簡単な方法はチャットサポートを利用することです。このチャットサポートは年中無休で利用でき、日本語での対応も可能なため、スムーズなコミュニケーションが実現します。
チャットサポートの大きな利点の一つは、待ち時間が少ないことです。電話サポートと違い、長時間の待機が不要で、通常は数分以内に対応が始まります。また、テキストベースのコミュニケーションなので、不具合の詳細や製品情報を正確に伝えることができます。
実際にチャットサポートを利用すると、最初はBOT(自動応答システム)との会話から始まります。BOTは日本語にも対応しており、「こんにちは」と入力すると日本語での対応が開始されます。基本的な情報(製品のタイプ、シリアル番号、不具合の内容など)をBOTに伝えた後、必要に応じて人間のカスタマーサポート担当者に引き継がれます。
人間のサポート担当者は英語圏の方が多いですが、自動翻訳システムが導入されているため、あなたが日本語で入力した内容は英語に翻訳され、相手の返信も日本語に翻訳されて表示されます。そのため、言語の壁を気にすることなく相談できます。
チャットサポートの対応時間は基本的に年中無休ですが、繁忙期には待ち時間が生じることもあります。また、複雑な問題の場合は、メールでの続行を提案されることもあります。
チャットサポート以外にも、電話サポートやメールでの問い合わせも可能です。特に緊急を要する場合や、詳細な説明が必要な場合は電話サポートが適しています。ただし、多くのユーザーの体験からは、チャットサポートが最も迅速かつ効率的な方法とされています。
保証申請の全体的な所要時間は20〜30分程度と比較的短時間で、その後1週間程度で交換品が届くという流れが一般的です。時間効率を考えても、チャットサポートは非常に便利な選択肢と言えるでしょう。

ロジクール保証申請のやり方と交換までの流れ
- ロジクール保証のチャット申請手順はウェブサイトから簡単アクセス
- 電話での保証問い合わせ方法もサポートページから確認可能
- 保証交換の流れは申請から約1週間で新品が届く
- 保証を2回目以降に申請する方法も初回と同様の手続き
- 保証期間外の修理や問い合わせ対応はサポートに相談
- 製品によって異なるロジクール保証期間はサポートで確認可能
- まとめ:ロジクール保証のやり方は製品登録とチャットサポートが基本
ロジクール保証のチャット申請手順はウェブサイトから簡単アクセス
ロジクールの保証申請をチャットで行う具体的な手順を、ステップバイステップで解説します。実際の申請過程は思ったより簡単で、30分程度で完了するケースが多いです。
ステップ1: ロジクールのサポートページにアクセス まず、ロジクールの公式サイト(www.logicool.co.jp)にアクセスし、上部メニューから「サポート」を選択します。あるいは、ロジクールのマイアカウントページ(アカウント登録済みの場合)からもアクセス可能です。アカウントは必須ではありませんが、あると便利です。
ステップ2: チャットを開始 サポートページの右下に表示される吹き出しアイコン(チャットアイコン)をクリックします。表示されない場合は、「お問い合わせ」からチャットリンクを探しましょう。
ステップ3: BOTとの初期対応 チャットが開始されると、まずBOTが対応します。「こんにちは」と入力すると、日本語での対応が始まります。「製品サポート」を選択し、案内に従って進めます。
ステップ4: 製品情報の入力 BOTから製品のシリアル番号の入力を求められます。シリアル番号は製品の底面や裏面に「S/N:」という形式で記載されています。シリアル番号を入力すると、製品の確認画面が表示されるので、正しければ「はい」を選択します。
ステップ5: 不具合の説明 製品の不具合について、選択肢から最も近いものを選びます。例えば、マウスの場合は「クリックの問題」「接続の問題」などの選択肢が表示されます。その後、もう少し詳しい症状を選択して、不具合の状況を伝えます。
ステップ6: トラブルシューティング BOTから基本的なトラブルシューティング手順が提案されます。既に試したことがある場合は「NO」または「番号」(自動翻訳の誤訳の場合あり)を選択し、次に進みます。
ステップ7: 人間のサポートへの引き継ぎ トラブルシューティングで解決しない場合、人間のサポート担当者に引き継がれます。引き継ぎには5分程度待つことがあります。
ステップ8: 詳細情報の提供 サポート担当者から追加の質問があります。日本語で返信すれば自動翻訳されるので安心です。不具合の詳細説明や、再度シリアル番号の確認などが行われます。
ステップ9: 個人情報の入力 保証交換が承認されると、配送先の個人情報の入力を求められます:
- 名前
- 電話番号
- 郵便番号
- 住所
ステップ10: 確認と完了 情報を入力後、サポート担当者から交換手続きが開始された旨の連絡があり、チャットは終了します。その後、メールで交換手続きの確認が届きます。
このプロセス全体は20〜30分程度で完了することが多く、特に難しい操作はありません。チャットは自分のペースで進められるため、焦らず丁寧に対応することが大切です。また、途中で画面を閉じてしまった場合でも、再度アクセスしてチケット番号があれば続きから再開できます。
電話での保証問い合わせ方法もサポートページから確認可能
チャットサポートが利用できない場合や、より直接的なコミュニケーションを好む方のために、ロジクールは電話でのサポートも提供しています。電話サポートは特に緊急性の高い問題や複雑な説明が必要な場合に適しています。
電話での保証問い合わせ方法は以下の通りです:
1. サポートページへのアクセス まず、ロジクールの公式サイト(www.logicool.co.jp)にアクセスし、サポートセクションを開きます。
2. 電話番号の確認 サポートページ内の「お問い合わせ」セクションから「電話サポート」を選択すると、問い合わせ用の電話番号が表示されます。現在の電話サポートの営業時間や条件も確認できます。
3. 事前準備 電話をかける前に、以下の情報を手元に用意しておくと対応がスムーズになります:
- 製品のシリアル番号(S/N)
- 製品の具体的な型番
- 不具合の詳細
- 購入証明書(あれば)
4. 電話でのやり取り 電話がつながったら、オペレーターに製品情報と発生している問題を説明します。オペレーターはまず簡単なトラブルシューティングを案内し、それでも解決しない場合は保証交換の手続きへと進みます。
5. 個人情報の提供 保証交換が承認されれば、配送先の住所や連絡先など必要な個人情報を伝えます。
電話サポートの特徴として、以下の点が挙げられます:
- リアルタイムでの対応:質問にすぐに回答が得られる
- 詳細な説明:音声でのコミュニケーションにより複雑な問題も説明しやすい
- 案内のわかりやすさ:聞き取りにくい点があればすぐに確認できる
一方で、電話サポートの注意点としては:
- 待ち時間:混雑時には長時間待たされることがある
- 営業時間の制限:24時間対応ではない場合が多い
- 言語の壁:日本語対応スタッフが常駐していない時間帯もある
多くのユーザーの体験によると、電話サポートでも基本的にはチャットサポートと同様のプロセスで保証対応が行われるとのことです。ただし、電話の場合は証拠写真などをその場で送れないため、後日メールでの追加情報提供を求められることもあります。
特に急いでいる場合や、チャットでの説明が難しい複雑な問題がある場合には、電話サポートも有効な選択肢となるでしょう。いずれにしても、ロジクールのサポートは全体的に丁寧で対応が早いと評判です。
保証交換の流れは申請から約1週間で新品が届く
ロジクールの保証申請が承認されてから実際に交換品が手元に届くまでの流れと期間について詳しく説明します。多くのユーザー体験から、このプロセスは非常にスムーズで迅速であることがわかっています。
交換申請承認後の流れ
- 確認メールの受信: 保証交換が承認されると、通常1営業日以内に確認メールが届きます。このメールには、交換手続きが開始された旨と、交換品の発送予定日などの情報が記載されています。
- 審査期間: 場合によっては、3〜5営業日ほどの審査期間があることがあります。この期間中は商品の在庫確認や配送準備が行われています。急ぎの場合でも、通常このプロセスをスキップすることはできません。
- 発送通知: 交換品の発送が決まると、発送通知メールが送られてきます。このメールには追跡番号が記載されていることが多く、配送状況を確認することができます。
- 交換品の配送: 多くの場合、ヤマト運輸や佐川急便などの配送業者によって交換品が届けられます。地域や状況にもよりますが、発送通知から1〜3日以内に到着することが一般的です。
交換までの所要日数
独自調査の結果、保証申請から交換品到着までの平均的な期間は約1週間(5〜7営業日)程度です。具体的な事例を見てみると:
- あるユーザーはG PRO X SUPERLIGHTの保証申請を4月10日に行い、4月16日には新品が届いたと報告しています(約6日)
- 別のユーザーはM185マウスの保証申請から約1週間で交換品のM186(後継モデル)が届いたとしています
- キーボード(G913 TKL Tactile)の場合も、申請から1週間程度で同一モデルの新品が届いたという報告があります
ただし、以下の要因により所要期間が延びる可能性もあります:
- 年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇期間
- 新型コロナウイルスなどの影響による物流の遅延
- 特定のモデルの在庫状況
- 申請内容の確認に追加情報が必要な場合
交換品について知っておくべきこと
- 新品交換:ほとんどの場合、交換品は新品が送られてきます。中古や修理品ではありません。
- 同一モデルがない場合:在庫切れなどの理由で同一モデルがない場合は、同等または上位モデルへの交換が提案されることがあります。
- 不具合品の返送:多くの場合、不具合のある製品をロジクールに返送する必要はありません。ただし、念のために新品が正常に動作することを確認するまでは、故障品を処分せずに保管しておくように指示されることがあります。
- 保証期間の継続:交換品の保証期間は、原則として元の製品の残りの保証期間が適用されます。例えば、2年保証の製品で1年経過後に交換した場合、新しい製品の保証期間は残りの1年となります。
全体として、ロジクールの保証交換プロセスは効率的で顧客に優しい設計になっています。多くのユーザーが「予想以上に早く新品が届いた」「手続きが簡単で驚いた」という感想を持っているようです。
保証を2回目以降に申請する方法も初回と同様の手続き
同じ製品で複数回保証を利用する必要が生じた場合や、交換品にも不具合が発生した場合の対応について説明します。ロジクールの保証は、保証期間内であれば複数回の申請も可能です。
2回目以降の保証申請手順
基本的に、2回目以降の保証申請も初回と同じ手順で行います:
- ロジクールのサポートページにアクセス
- チャットサポートを開始
- 製品のシリアル番号を入力
- 不具合の内容を説明
- トラブルシューティングを試す
- 保証交換の手続きへ進む
重要なのは、2回目の申請時には現在使用している交換品のシリアル番号を使用することです。元の製品のシリアル番号ではなく、手元にある最新の交換品に記載されているシリアル番号を確認しましょう。
交換品の保証期間について
交換品の保証期間については、以下のルールが適用されます:
「交換されたハードウェア製品の保証期間は、当初の保証期間の残り期間または30日間のうち、いずれか長い方とし、あるいはユーザーの管轄区域で適用される場合のある追加の期間保証されます。」
つまり:
- 元の製品の保証期間がまだ十分に残っている場合は、その残り期間が適用される
- 保証期間がほとんど残っていない場合でも、最低30日間は保証される
- 地域によっては追加の保証期間が適用されることもある
例えば、2年保証の製品を購入から1年後に交換した場合、新しい製品の保証期間は残りの1年間となります。しかし、購入から1年11ヶ月後に交換した場合、残り1ヶ月ではなく最低30日間の保証が適用されます。
複数回の保証申請に関する注意点
複数回の保証申請に関しては、以下の点に注意が必要です:
- 申請履歴の確認:チャットサポートでは、過去の保証申請履歴を確認される場合があります。以前の問い合わせ内容やチケット番号を覚えておくと便利です。
- 頻繁な申請への対応:短期間に複数回の保証申請を行うと、製品の使用状況や不具合の原因について詳しい確認が行われることがあります。誠実に状況を説明することが重要です。
- 悪用の防止:ロジクールは顧客サービスを重視していますが、保証システムの悪用(実際には不具合がないのに交換を要求するなど)は避けるべきです。不正利用が疑われると、今後のサポートに影響する可能性があります。
実際のユーザー体験から、交換品に不具合が発生した場合も、初回同様にスムーズに対応してもらえるケースが多いようです。ただし、同じ製品で複数回同じ問題が発生する場合は、使用環境や操作方法に問題がないか、サポートから質問されることもあります。
全体として、ロジクールは保証期間内であれば、誠実な申請に対しては複数回でも丁寧に対応してくれるという評判があります。これも、ロジクール製品を選ぶメリットの一つと言えるでしょう。
保証期間外の修理や問い合わせ対応はサポートに相談

保証期間が終了してしまった製品に不具合が発生した場合、どのような選択肢があるのでしょうか。保証期間外でも諦める必要はなく、いくつかの対応方法があります。
保証期間外の対応オプション
- サポートへの相談 まずは、ロジクールのサポートに問い合わせてみることをお勧めします。保証期間を過ぎていても、製品や状況によっては例外的に対応してくれることがあります。特に、保証期間終了直後の場合や、広く知られた製品の欠陥がある場合などは、善意の対応を受けられる可能性があります。
- 有償修理サービス ロジクールでは、一部の製品について有償修理サービスを提供しています。修理料金は製品によって異なりますが、新品購入よりも経済的な場合があります。ただし、すべての製品で有償修理が提供されているわけではなく、特に廉価モデルでは修理よりも新品購入を勧められることが多いようです。
- 交換プログラムの確認 時期によっては、古い製品の下取りや割引交換プログラムが実施されていることがあります。これらのプログラムを利用すれば、新しい製品を通常より安く入手できる可能性があります。
- 自己修理の検討 技術的な知識がある方は、自己修理を検討することもできます。インターネット上には様々な修理ガイドやチュートリアル動画があり、特に一般的な問題(チャタリングなど)については対処法が紹介されています。ただし、自己修理は自己責任となり、さらに損傷を与える可能性もあることに留意してください。
保証期間外でサポートに問い合わせる際のポイント
保証期間外でサポートに問い合わせる場合は、以下のポイントを心がけるとより良い結果につながる可能性があります:
- 誠実に状況を説明する:製品の使用歴や不具合の内容を正直に伝えましょう。
- 購入日や使用状況を明確にする:保証期間をわずかに過ぎた場合は、その旨を伝えると考慮してもらえることがあります。
- 不具合の影響度を説明する:その製品がいかに重要で、不具合が日常使用に大きな影響を与えているかを説明します。
- ロジクールへの忠誠心を示す:長年ロジクール製品を愛用していることや、他のロジクール製品も使用していることを伝えると、好意的な対応を受けられることがあります。
保証期間外での実際の対応例
ユーザーからの報告によると、保証期間外でも以下のような対応を受けられたケースがあります:
- 保証期間を数ヶ月過ぎていたマウスについて、「一度だけの特別対応」として無償交換に応じてもらえた
- 保証期間外の製品に対して、新製品購入時の割引クーポンを提供された
- 完全な交換ではなく、問題解決のための詳細なトラブルシューティング手順を提供された
ただし、これらは保証されたものではなく、あくまでロジクールの裁量による特別対応です。保証期間外の製品については、新しい製品の購入を検討することも選択肢の一つです。
総じて、ロジクールは顧客サービスに力を入れている企業であり、保証期間外でも可能な限りの支援を提供しようとする姿勢が見られます。まずは一度問い合わせてみることをお勧めします。
製品によって異なるロジクール保証期間はサポートで確認可能
ロジクール製品の保証期間は製品カテゴリーや個別のモデルによって異なります。自分の持っている製品の正確な保証期間を知ることは、不具合が発生した際の対応を検討する上で重要です。ここでは、ロジクール製品の一般的な保証期間と、正確な保証期間を確認する方法について詳しく説明します。
製品カテゴリー別の一般的な保証期間
ロジクール製品の保証期間は、大まかに以下のように分類されます:
製品カテゴリー | 一般的な保証期間 |
---|---|
一般的なマウス・キーボード | 3年間 |
ゲーミングシリーズ(Gシリーズ) | 2年間 |
ウェブカメラ | 2年間 |
スピーカー・オーディオ機器 | 2年間 |
プレゼンター・ポインター | 3年間 |
レーシングホイール・コントローラー | 2年間 |
ただし、これらはあくまで一般的な傾向であり、同じカテゴリー内でも製品によって保証期間が異なる場合があります。また、製品のリリース時期や販売地域によっても変わることがあります。
正確な保証期間を確認する方法
お持ちの製品の正確な保証期間を確認するには、以下の方法があります:
- 製品パッケージや保証書の確認: 製品のパッケージや付属の保証書には、通常保証期間が明記されています。「保証期間:購入日より3年間」のように記載されていることが多いです。
- ロジクール公式サイトでの確認: ロジクールの公式サイトで製品ページを開き、「仕様」や「サポート情報」のセクションを確認します。多くの製品ページには保証期間が記載されています。
- サポートページでの確認: ロジクールのサポートページで製品を検索し、製品の詳細情報を確認します。保証情報は通常、製品の詳細ページに記載されています。
- サポートへの直接問い合わせ: 最も確実な方法は、サポートに直接問い合わせることです。チャットサポートでシリアル番号を伝えると、その製品の正確な保証期間と、現在保証が有効かどうかを教えてもらえます。
保証開始日の確認方法
保証期間は通常、購入日から計算されます。購入日を証明する方法としては:
- 購入時のレシートや領収書
- オンラインショップの注文履歴
- クレジットカードの利用明細
これらがない場合は、製品のシリアル番号からロジクールが製造日や出荷日を確認できることがあります。ただし、この場合は実際の購入日よりも早い日付から保証期間がカウントされる可能性があります。
特別な保証規定
いくつかの特別な保証規定も知っておくと役立ちます:
- EU加盟国の規定:EU加盟国では、2年未満の保証期間はすべて2年に延長されます(ただし日本では適用されません)。
- 交換品の保証期間:交換品の保証期間は「元の製品の残りの保証期間」または「30日間」のいずれか長い方が適用されます。
- 国や地域による違い:保証条件は国や地域によって異なる場合があります。
ロジクールの保証期間は比較的長めに設定されており、特に一般的なマウスやキーボードの3年間という期間は、他のメーカーと比較しても優れています。製品購入時に保証期間を確認し、購入証明を保管しておくことで、万が一の不具合発生時にスムーズに対応できるでしょう。

まとめ:ロジクール保証のやり方は製品登録とチャットサポートが基本
最後に記事のポイントをまとめます。
記事で紹介したことの振り返りまとめ:
- ロジクール製品の保証期間は製品によって1〜3年間で、一般的なマウス・キーボードは3年、ゲーミング製品は2年間の保証
- 保証申請に最低限必要なのはシリアル番号で、マウスやキーボードの底面や裏面に記載されている
- レシートや保証書がなくてもシリアル番号だけで保証対応してもらえるケースが多い
- Amazonなどのオンラインショップで購入した製品も同様の保証手続きが適用される
- 保証申請の最も簡単な方法はチャットサポートで、年中無休で日本語対応している
- チャットサポートでは最初にBOTとのやり取りがあり、その後人間のサポート担当者に繋がる
- 電話サポートも利用可能で、より直接的なコミュニケーションができる
- 保証申請から交換品到着までの期間は約1週間(5〜7営業日)が一般的
- 交換品は新品が送られ、多くの場合、故障した製品を返送する必要はない
- 交換品の保証期間は元の製品の残りの保証期間または最低30日間が適用される
- 保証期間外の製品でも、サポートに相談すれば何らかの対応や提案を受けられる可能性がある
- 複数回の保証申請も基本的に可能で、初回と同様の手続きで行える
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト https://www.logicool.co.jp/ja-jp/tos/limited-hardware-warranty.html https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11254498941 https://dousuru.tokyo/logicool-mouse/ https://slice-of-life.ezguitar-ch.net/logicool-g-pro-wireless-koukan/ https://youlife1024.com/logicool-warranty https://gamingblogbws.com/logicool-how-to-guarantee/ https://uwasablog.com/gadget230104/ https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/products/driving/pro-racing-wheel.html https://www.logitech.com/assets/65542/4/pro-wireless.pdf