ロジクールのワイヤレスマウスやキーボードを使っていて、あの小さなUSBレシーバーをなくしてしまった経験はありませんか?「あれ、どこいった?」と慌てた経験がある人は少なくないでしょう。特に最近のレシーバーは超小型になっており、その小ささゆえに紛失リスクが高まっています。
しかし、レシーバーを紛失しても諦める必要はありません。ロジクールのデバイスタイプによっては、レシーバーのみを購入して再設定することで復活させられるケースもあります。本記事では、ロジクールレシーバーを紛失した場合の対処法から、再設定の方法、さらには紛失を防ぐための保管方法まで詳しく解説します。
記事のポイント!
- ロジクールレシーバーにはUnifyingとLogi Boltの2種類があり、対応製品が異なる
- ゲーミング用デバイスとそれ以外では、レシーバー紛失時の対応方法が大きく異なる
- 一般用デバイスは専用ソフトウェアでレシーバーの再ペアリングが可能
- レシーバー紛失を防ぐための保管方法や予防策もある
ロジクールレシーバーを紛失した時の対処法
- レシーバー紛失時の確認場所はまず電池ボックスをチェック
- ゲーミングデバイスと一般デバイスでは紛失時の対応が異なる
- レシーバーの種類によって代替品の選択肢が変わる
- レシーバー紛失時は保証の対象外になることが多い
- 紛失前に知っておきたいレシーバーの正しい保管方法
- デバイスによってはBluetooth接続も可能な場合がある

レシーバー紛失時の確認場所はまず電池ボックスをチェック
ロジクールのワイヤレスデバイスを使用している際に、USBレシーバーが見当たらない場合、まず探すべき場所があります。多くのロジクール製品では、紛失防止のために電池ボックス内にレシーバー用の収納スペースが設けられています。
マウスやキーボードの電池カバーを開けて、専用の収納部分を確認してみましょう。普段使わないときにレシーバーを収納していた習慣がある場合、そこに格納されている可能性が高いです。この確認を怠って新しいレシーバーを購入してしまう方も少なくありません。
また、以前使用していたパソコンのUSBポートに差したままになっていることもよくあるケースです。特にノートパソコンを職場と自宅で使い分けている場合、別のパソコンに挿したままになっていることがあります。使用していたすべてのパソコンのUSBポートを確認してみましょう。
デスク周りや引き出しの中も丁寧に探してみてください。レシーバーは非常に小さいため、ちょっとした隙間に落ちていることがあります。キーボードの下や、デスクマットの下などもチェックする価値があります。
それでも見つからない場合は、残念ながら紛失したと考えざるを得ません。しかし、諦める前に本記事で紹介する対処法を試してみましょう。デバイスの種類によっては、レシーバーを再購入して復活させることができるかもしれません。
ゲーミングデバイスと一般デバイスでは紛失時の対応が異なる
ロジクールのワイヤレスデバイスには大きく分けて「ゲーミング用」と「一般用」の2種類があり、レシーバー紛失時の対応方法が大きく異なります。この違いを理解しておくことが重要です。
ゲーミング用デバイス(G703、G304、GPROなど)の場合、製造時点でレシーバーとデバイスが固有の紐付けになっています。これは高速な応答性と安定した接続を確保するためです。そのため、レシーバーを紛失した場合、他のレシーバーで代用することは基本的にできません。残念ながら、本体ごと買い替えが必要になるケースがほとんどです。
一方、一般用デバイス(M570、M585、K780など)では、多くの場合「Unifying」や「Logi Bolt」というテクノロジーを採用しています。これらのデバイスは専用ソフトウェアを使って新しいレシーバーとペアリングし直すことが可能です。つまり、レシーバーだけを購入して、再設定することで復活させられる可能性が高いのです。
ゲーミングデバイスのなかでも、製品によっては専用のソフトウェア(G HUB)を使って再接続できる場合もありますが、多くの場合は紐付きになっているため難しいとされています。独自調査の結果、ユーザーからの報告でも、ゲーミングマウスのレシーバー紛失後は本体買い替えになったケースが多いようです。
自分のデバイスがどちらのタイプに該当するかを確認するには、製品名やモデル番号を確認し、ロジクールの公式サイトで調べるのが確実です。G○○○というモデル番号はゲーミングシリーズを表すことが多いので参考にしてください。
レシーバーの種類によって代替品の選択肢が変わる
ロジクールのワイヤレスデバイスで使用されているレシーバーには、主に「Unifyingレシーバー」と「Logi Boltレシーバー」の2種類があります。レシーバーを紛失した場合、どちらのタイプが必要なのかを把握することが、適切な代替品を選ぶ上で非常に重要です。
Unifyingレシーバー(モデル番号:RC24-UFPC2など)は、従来から広く使われている技術で、最大6台のUnifying対応デバイスを1つのレシーバーで接続できるのが特徴です。M570やM585などの比較的古いモデルから、K780などのキーボードまで幅広い製品に対応しています。Unifyingレシーバーが必要な場合は、Amazon等で「ロジクール Unifyingレシーバー」で検索すれば単体購入が可能です。価格は1,000円〜1,300円程度です。
一方、Logi Boltレシーバー(モデル番号:LBUSB1など)は、より新しい技術で、主に最新モデルで採用されています。セキュリティが強化されており、Bluetooth接続と併用できる製品も多いのが特徴です。MX Master 3SやMX Keysなどの最新モデルはこちらに対応していることが多いです。Logi Boltレシーバーも単体購入が可能で、価格帯はUnifyingレシーバーとほぼ同等です。
重要なのは、Unifying対応製品とLogi Bolt対応製品には互換性がないという点です。つまり、Unifying対応製品にLogi Boltレシーバーを使うことはできません。逆も同様です。自分の製品がどちらに対応しているかを確認してから購入する必要があります。
ゲーミングデバイスの場合は、これらとは別の専用レシーバーを使用していることが多く、互換性はさらに限定されます。一部の中華製サイトでゲーミングマウス用の互換レシーバーが販売されていることもありますが、公式にサポートされているわけではないので、動作保証はありません。

レシーバー紛失時は保証の対象外になることが多い
ロジクール製品は通常2〜3年の製品保証がついていますが、残念ながらUSBレシーバーの紛失は基本的に保証の対象外となることがほとんどです。これは、紛失がユーザーの過失によるものとみなされるためです。
ロジクールのサポートに問い合わせると、レシーバー紛失の場合は「パーツ紛失はユーザーの責任」という回答になることが多いようです。メーカー保証が効くのは、製品の初期不良や通常使用における故障などの場合に限られます。これは他のメーカーでも同様の対応が一般的です。
ただし、製品の状況や購入時期によっては、ケースバイケースで対応してもらえることもあります。例えば、購入して間もない場合や、製品に何らかの不具合があった場合などは、サポートに相談する価値があるでしょう。問い合わせる際は、製品名、シリアル番号、購入日、購入店舗などの情報を準備しておくとスムーズです。
また、家電量販店で延長保証に加入している場合は、その保証内容に紛失が含まれているかを確認してみる価値があります。ただし、多くの延長保証でも紛失は対象外であることが多いのが実情です。
もし保証が適用されない場合でも、本記事で紹介する方法でレシーバーを単体購入したり、代替品を見つけたりする方法を検討してみてください。一般的なワイヤレスデバイスであれば、数千円程度の出費で解決できる可能性があります。
紛失前に知っておきたいレシーバーの正しい保管方法
ロジクールのUSBレシーバーは非常に小さいため、紛失しやすいという弱点があります。今現在レシーバーをお持ちの方や、これから新しい製品を購入する方は、以下の保管方法を実践して紛失を防ぎましょう。
まず、多くのロジクール製品では、マウスやキーボードの電池ボックス内に専用の収納スペースが設けられています。使用しない時は必ずこの専用スペースに保管するよう習慣づけることが重要です。特に持ち運びの際には必ずここに収納しましょう。この収納スペースは、単なる保管場所としてだけでなく、紛失防止のために設計されています。
デスクトップパソコンなど、常時接続して使用する場合は、あまり目立たない後部のUSBポートに接続することをおすすめします。前面や側面のUSBポートに接続すると、誤って引っかけたり、ぶつけたりしてレシーバーを破損するリスクがあります。
また、レシーバーを抜き差しする際は、PCのUSBポートに無理な力をかけないよう注意が必要です。特に最近のレシーバーは非常に小さく、つまみ部分も小さいため、抜く際に爪や指先を痛めることがあります。ピンセットなど適切な道具を使用するのも一つの方法です。
レシーバーの予備を購入しておくという選択肢もあります。特に仕事で使用する重要なデバイスの場合、予備のレシーバーを持っておくことで、紛失時のダウンタイムを最小限に抑えられます。予備のレシーバーは、別の安全な場所に保管しておきましょう。
最後に、レシーバーの外観や特徴を記録しておくのも有効です。製品名、モデル番号、対応するUnifyingやLogi Boltなどの情報をメモしておくと、紛失した場合に適切な代替品を素早く見つけることができます。
デバイスによってはBluetooth接続も可能な場合がある
ロジクールの最新のワイヤレスデバイスの中には、USBレシーバーとBluetooth接続の両方に対応している製品も少なくありません。レシーバーを紛失した場合、お使いのデバイスがBluetooth接続に対応しているかを確認してみる価値があります。
Bluetooth接続に対応している製品の例としては、MX Master 3S、MX Keys、Signature M650、M720 Triathlon、K780など多数あります。これらの製品は、パッケージやマニュアル、製品本体にBluetoothのロゴが記載されていることが多いです。また、製品によっては接続切り替えボタンがあり、これが付いている場合はBluetooth接続に対応している可能性が高いです。
Bluetooth接続のメリットは、レシーバーが不要になるため、USBポートを節約できること、持ち運び時にレシーバーを紛失するリスクがなくなることなどが挙げられます。特にノートパソコンやタブレットなど、USBポートの数が限られているデバイスとの組み合わせに適しています。
一方で、Bluetooth接続にはいくつかのデメリットもあります。まず、接続の安定性がUSBレシーバーと比べるとやや劣ることがあります。また、応答速度もわずかに遅くなる可能性があります。これらの理由から、ゲーミングやプロフェッショナルな用途では、レシーバー接続が好まれることが多いです。
もしお使いのデバイスがBluetooth接続に対応していて、パソコン側もBluetooth機能があれば、設定方法は比較的簡単です。Windowsの場合は設定→デバイス→Bluetoothとその他のデバイス→Bluetoothまたはその他のデバイスを追加、から接続できます。macOSの場合はシステム環境設定→Bluetooth→デバイスを検索で接続可能です。
レシーバーを紛失した場合の一時的な代替手段として、または2台目のパソコンとの接続方法として、Bluetooth接続は非常に有効な選択肢になり得ます。
ロジクールレシーバー紛失後の具体的な解決策
- Unifyingレシーバーは単体購入で再設定できる場合が多い
- Logi Boltレシーバーの購入と設定方法の詳細
- ゲーミングマウスはレシーバー紛失時に本体ごと買い替えが必要なケース
- レシーバー再設定用ソフトウェアの使い方と注意点
- 複数デバイスを1つのレシーバーで管理する設定方法
- 2台目のPCでも同じレシーバーを使用する方法
- まとめ:ロジクールレシーバー紛失時の最適な対応策と予防法
Unifyingレシーバーは単体購入で再設定できる場合が多い

Unifyingテクノロジーを採用したロジクールのワイヤレスデバイスは、レシーバーを紛失しても比較的簡単に復活させることができます。Unifyingレシーバーは単体で購入可能で、専用ソフトウェアを使って元のデバイスとペアリングし直すことが可能です。
まず、Unifyingレシーバーを単体で購入する方法ですが、Amazonや楽天などの大手通販サイトで「ロジクール Unifying レシーバー」と検索すると見つかります。正規品の型番は「RC24-UFPC2」で、価格は1,000円から1,300円程度です。中には中国製の互換品なども販売されていますが、動作保証の観点から公式製品を選ぶことをおすすめします。
Unifyingレシーバーがあれば、「Logicool Unifying Software」という専用ソフトウェアを使って、ペアリングを行います。このソフトウェアはロジクールの公式サイトから無料でダウンロードできます。ペアリング方法は、ソフトウェアを起動し、画面の指示に従ってデバイスの電源をOFF→ONにするだけというシンプルなものです。
注意点として、Unifying対応製品であっても、全ての製品が新しいレシーバーで再設定できるわけではありません。特に非常に古いモデルや、特殊な接続方式を採用した一部の製品では再設定できない場合があります。また、ゲーミングシリーズ(Gシリーズ)はUnifyingに対応していないことが多いので注意が必要です。
Unifyingレシーバーの大きな利点は、1つのレシーバーで最大6台のUnifying対応デバイスを接続できること、そして紛失時に比較的安価に復旧できることです。特にキーボードとマウスの両方をワイヤレスで使用している場合、USBポートの節約にもなります。
既存のUnifying対応デバイスをお持ちの場合は、そのレシーバーを使って別のUnifying対応デバイスも接続できます。例えば、ロジクールのワイヤレスキーボードのレシーバーを使って、新しく購入したマウスも接続するといった使い方ができます。
Logi Boltレシーバーの購入と設定方法の詳細
近年のロジクール製品では、従来のUnifyingに代わって「Logi Bolt」テクノロジーが採用されることが増えています。Logi Boltは、より高いセキュリティと安定した接続を実現するための新しい規格です。Logi Bolt対応デバイスのレシーバーを紛失した場合も、Unifyingと同様に単体購入と再設定が可能です。
Logi Boltレシーバーの型番は「LBUSB1」で、Amazonや楽天などのオンラインショップで購入できます。価格はUnifyingレシーバーとほぼ同等で、1,000円から1,300円程度が相場です。見た目はUnifyingレシーバーと似ていますが、互換性はないため、必ず自分のデバイスがLogi Bolt対応であることを確認してから購入しましょう。
Logi Boltレシーバーとデバイスをペアリングするには、「Logi Bolt App」という専用ソフトウェアが必要です。このアプリはロジクールの公式サイトからダウンロードでき、インストール後はウィザード形式で簡単にペアリングを行うことができます。基本的な手順は、アプリを起動し、レシーバーを接続して「続行」をクリックし、デバイスの電源をONにすることです。
Logi Boltの特徴として、Bluetooth接続との併用が可能な点が挙げられます。多くのLogi Bolt対応デバイスは、レシーバーとBluetoothの両方で接続できるため、例えば会社ではレシーバー、自宅ではBluetoothといった使い分けが可能です。また、最大3台のデバイスを切り替えて使用できる「Easy-Switch」機能を備えた製品も多いです。
注意点として、Logi BoltレシーバーはUnifyingレシーバーと互換性がありません。つまり、Unifying対応のデバイスをLogi Boltレシーバーに接続することはできませんし、その逆も同様です。購入前に必ず自分の製品の対応規格を確認してください。
Logi Boltレシーバーは1つで最大6台のLogi Bolt対応デバイスを接続でき、複数のデバイスを使用する場合でもUSBポートの節約になります。ただし、全てのデバイスがLogi Bolt対応である必要があります。
ゲーミングマウスはレシーバー紛失時に本体ごと買い替えが必要なケース
ロジクールのゲーミングデバイス(Gシリーズ)は、一般用デバイスとは異なる接続技術を採用しており、レシーバー紛失時の対応方法も大きく異なります。残念ながら、多くのゲーミングマウスでは、レシーバーを紛失すると本体ごと買い替えが必要になることが一般的です。
ゲーミングデバイスでよく使われている「LIGHTSPEED」という技術は、低遅延で高速な通信を実現するために、製造時点でレシーバーとデバイスが固有の紐付けになっています。例えば、G703、G304、G PRO WIRELESSなどの人気モデルがこれに該当します。この紐付けは、複数のデバイスが同じ環境で干渉せずに動作するために重要な設計です。
独自調査の結果、ロジクールのゲーミングマウスG703のレシーバーを紛失した場合、メーカーサポートに問い合わせても「レシーバーの単体販売はなく、本体ごと買い替えが必要」という回答が一般的であることがわかっています。これはユーザーにとって大きな負担になりますが、高性能な通信を確保するための仕様でもあります。
第三者製の互換レシーバーが一部のオンラインマーケットで販売されていることもありますが、これらはロジクールが公式にサポートしているものではなく、動作保証もありません。使用は自己責任になるため、重要な用途では避けた方が無難です。
一部のゲーミングマウスでは、有線接続が可能なモデルもあります。例えば、G703やG PRO WIRELESSなどは、付属のUSBケーブルを接続することで有線マウスとして使用できます。レシーバーを紛失した場合の一時的な対処法として考えると良いでしょう。
将来的なリスク管理として、高価なゲーミングデバイスを購入した場合は、レシーバーの保管には特に注意を払い、電池ボックス内の専用スペースなど安全な場所に収納する習慣をつけることが重要です。また、レシーバーとデバイスのシリアル番号やモデル情報を記録しておくと、万が一の際に役立つことがあります。
レシーバー再設定用ソフトウェアの使い方と注意点
ロジクールのワイヤレスデバイスのレシーバーを紛失して新しいレシーバーを購入した場合、専用ソフトウェアを使って再設定(ペアリング)する必要があります。ここでは、その手順と注意点を詳しく解説します。
Unifyingレシーバーの場合は「Logicool Unifying Software」、Logi Boltレシーバーの場合は「Logi Bolt App」というソフトウェアを使用します。両方とも、ロジクールの公式サイトの「サポート」ページからダウンロードできます。自分のデバイスに合ったソフトウェアをダウンロードしましょう。
Unifyingレシーバーのペアリング手順は比較的シンプルです。まず、ソフトウェアをインストールして起動し、「次へ」をクリックします。新しいレシーバーをPCのUSBポートに接続し、画面の指示に従ってデバイスの電源をいったんOFFにしてからONにします。正常に検出されると「デバイスが見つかりました」というメッセージが表示され、ペアリングが完了します。
Logi Boltの場合も基本的な流れは同様ですが、セキュリティが強化されているため、より厳密な確認手順があります。ソフトウェアの指示に従い、デバイスの特定のボタンを押したり、接続確認のためのクリック操作を行ったりする場合があります。
再設定の際の注意点としては、以下の点が挙げられます:
- ペアリング時はデバイスと新しいレシーバーを近い位置に配置する
- 他の無線機器やBluetoothデバイスの影響を避けるため、干渉源から離れた場所で作業する
- 電池残量が少ないとペアリングがうまくいかない場合があるので、新しい電池または十分に充電された状態で行う
- ゲーミングデバイス(Gシリーズ)の多くはこれらのソフトウェアで再設定できないので注意
特に一般的な問題として、「デバイスが検出されない」というケースがあります。この場合、デバイスの電源を入れ直す、レシーバーを別のUSBポートに差し替える、ソフトウェアを再起動するなどの対処法が効果的なことがあります。
また、Unifyingレシーバーに複数のデバイスをペアリングしている場合、新しいレシーバーには全て再ペアリングが必要になります。その際、以前ペアリングしていた情報は元のレシーバーに残っているため、そのレシーバーが見つかった場合は「Unifyingソフトウェア」で古い情報を削除しておくと良いでしょう。
複数デバイスを1つのレシーバーで管理する設定方法
ロジクールのUnifyingテクノロジーやLogi Boltテクノロジーの大きな特徴は、1つのレシーバーで最大6台のデバイスを接続できることです。これにより、USBポートの節約や、デスク周りをすっきりさせることができます。ここでは、複数デバイスを1つのレシーバーで管理する設定方法を解説します。
まず、Unifyingレシーバーで複数のデバイスを接続する場合の手順です。既に1台目のデバイスがペアリング済みの状態で、「Logicool Unifying Software」を起動します。「別のデバイスをペアリングする」を選択し、画面の指示に従って2台目のデバイスの電源をいったんOFFにしてからONにします。正常に検出されれば、2台目のデバイスもそのレシーバーで使用できるようになります。3台目以降も同様の手順で追加できます。
Logi Boltレシーバーの場合も、「Logi Bolt App」を使用して同様の手順で追加が可能です。ただし、Logi Bolt対応のデバイスしか追加できませんので注意が必要です。
複数デバイス接続の際の注意点としては、以下の点が挙げられます:
- 全てのデバイスが同じテクノロジー(UnifyingまたはLogi Bolt)に対応している必要がある
- 同時に接続できるのは最大6台まで(それ以上はエラーになる)
- 電波干渉を避けるため、デバイス同士を極端に近づけて使用しない方が良い
- 電池消費が増える場合があるので、未使用時はデバイスの電源をOFFにする習慣をつける
また、複数のデバイスを接続した状態で、特定のデバイスだけをレシーバーから解除したい場合もあるでしょう。その場合は、ソフトウェアの「デバイス管理」や「ペアリング解除」などの機能を使います。これにより、不要になったデバイスを削除し、新しいデバイスのためのスロットを空けることができます。
特に便利な使い方としては、会社と自宅で同じマウスを使い回す場合、それぞれのパソコンにUnifyingレシーバーを挿しておき、両方にペアリングしておくという方法があります。こうすれば、マウスを持ち運ぶだけで、レシーバーを抜き差しする手間がなくなります。
複数デバイス接続機能は、キーボード、マウス、テンキー、トラックボールなど様々な入力デバイスを効率よく管理したい場合に非常に便利な機能です。
2台目のPCでも同じレシーバーを使用する方法
ロジクールのワイヤレスデバイスを会社と自宅など複数の場所で使用したい場合や、デスクトップとノートPCの両方で使いたい場合があります。そんな時に役立つのが、複数のPCでレシーバーを共有する方法です。
Unifyingレシーバーを使った方法としては、以下の2つのアプローチがあります:
- レシーバーを共有する方法: 1台のレシーバーを場所を移動するたびに抜き差しして使用する方法です。これは最も単純ですが、レシーバーの紛失リスクや、抜き差しの手間があります。レシーバーが非常に小さいため、移動時に紛失しないよう注意が必要です。
- レシーバーを複数用意する方法: 各PCにレシーバーを1つずつ用意し、それぞれのレシーバーにデバイスをペアリングしておく方法です。この場合、デバイス自体を持ち運ぶだけで済み、レシーバーの抜き差しは不要になります。ただし、この方法を使うには、追加のレシーバーを購入する必要があります。
2つ目の方法を具体的に実践するには、まず追加のUnifyingレシーバーを購入します。次に、1台目のPCでは通常通りデバイスとレシーバーをペアリングします。2台目のPCでは、追加で購入したレシーバーを接続し、「Logicool Unifying Software」を使って同じデバイスをペアリングします。これで、どちらのPCでもデバイスが使用できるようになります。
Logi Bolt対応デバイスでも同様の方法が使えますが、「Logi Bolt App」を使用してペアリングを行います。さらに、Logi BoltとBluetooth両対応のデバイスの場合、一方のPCにはレシーバー、もう一方のPCにはBluetooth接続という組み合わせも可能です。
注意点として、これらの方法はすべて一般用デバイス向けであり、ゲーミングデバイス(Gシリーズ)では使えない場合が多いです。また、Unifyingレシーバーとデバイスのペアリング情報は、最後にペアリングしたレシーバー1台のみが有効になる製品もあります。この場合、1つのレシーバーからもう1つのレシーバーに切り替えると、前のレシーバーとのペアリングは自動的に解除されてしまいます。
MX Master 3Sなどの最新モデルでは、「Easy-Switch」機能を使って3台までのデバイスを切り替えられるものもあります。これらの製品なら、専用ボタンで簡単に接続先を切り替えられるので、複数のPC間での使用がさらに便利になります。

まとめ:ロジクールレシーバー紛失時の最適な対応策と予防法
最後に記事のポイントをまとめます。
- ロジクールのレシーバーを紛失した際は、まず電池ボックス内の収納スペースを確認する
- ゲーミングデバイス(Gシリーズ)とそれ以外で対応方法が大きく異なる
- 一般的なデバイスは新しいレシーバー購入と再設定で復活可能
- ゲーミングデバイスは基本的に本体ごとの買い替えが必要
- ロジクールのレシーバーには「Unifying」と「Logi Bolt」の2種類がある
- レシーバーの種類と自分のデバイスの対応関係を確認することが重要
- Unifyingレシーバーは「Logicool Unifying Software」でペアリング
- Logi Boltレシーバーは「Logi Bolt App」でペアリング
- 1つのレシーバーで最大6台の同じ規格の対応デバイスを接続可能
- レシーバー紛失は基本的に保証対象外となるため自己解決が必要
- 複数のPCで使用する場合はレシーバーを追加購入するか、Bluetooth対応モデルを選ぶ
- レシーバー紛失を防ぐために、未使用時は必ず電池ボックス内に収納する習慣をつける
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト https://www.logicool.co.jp/ja-jp/shop/p/unifying-receiver-usb https://www.made-by-moka.blog/mouse-receiver-lost/ https://www.himetei.jp/logicool-usb-receiver-lost-2/ https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB+%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC+%E7%B4%9B%E5%A4%B1/ https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=23737628/ https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12297446132 https://pool-i.com/wirelessmouse-receiver https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14253959039 https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB-Unifying-RC24-UFPC2-RC24-UFPC-windows/dp/B088P6MPNH https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11232339186