ロジクールの製品を使用していて故障した際、メーカー保証の申請を考える方は多いでしょう。しかし「ロジクール保証 悪用」というキーワードで検索すると、様々な情報が錯綜していることに気づきます。実際のところ、ロジクールの手厚い保証サービスは利用者から高く評価されている一方で、残念ながら一部では悪用する事例も報告されています。
本記事では、ロジクールの保証制度の基本的な仕組みから、悪用の実態、そして正しい保証申請の方法まで詳しく解説します。ロジクール製品のユーザーとして知っておくべき情報を整理し、適切に保証サービスを利用するための知識を深めましょう。
記事のポイント!
- ロジクールの保証制度の基本と申請方法について理解できる
- 保証の悪用事例とロジクール側の対策について知ることができる
- 正当な保証申請と悪用の境界線について明確な知識を得られる
- 購入証明書なしや複数回の保証申請など、特殊なケースへの対応方法がわかる
ロジクール保証と悪用の実態
- ロジクール保証制度の基本的な仕組みは手厚い対応が特徴
- ロジクール保証の悪用事例は虚偽申告で新品を入手する手口
- ロジクール保証を悪用すると住所BANなどのペナルティがある
- ロジクール保証の悪用対策として故障品破壊動画の提出を求めるケースも
- ロジクール保証2回目の申請は可能だが回数制限があるケースも
- ロジクールの保証申請でレシートなしでも対応してもらえる可能性はある

ロジクール保証制度の基本的な仕組みは手厚い対応が特徴
ロジクールの保証制度は、多くのユーザーから「神対応」と評されるほど手厚いサービスを提供しています。基本的な仕組みとして、購入日から2年間の保証期間があり、その間に製品に不具合が生じた場合、無償で新品交換してもらえるというものです。
最も特徴的なのは、故障した製品を返送する必要がない点です。多くの電子機器メーカーでは、保証対応として故障品の返送を求められるケースが一般的ですが、ロジクールの場合は基本的に故障品を送り返す必要はありません。これにより、ユーザーは新しい製品が届くまでの間も現在の製品を使い続けることができ、また送料や梱包の手間も省けるというメリットがあります。
保証申請の流れとしては、公式サイトから問い合わせを行い、製品の不具合内容を伝え、トラブルシューティングを試してもなお解決しない場合に保証対応となります。その際、製品のシリアルナンバーと購入証明書(レシート等)の提示が必要となります。
ロジクールの保証対象は基本的に「製造上の欠陥」や「通常使用における故障」であり、落下による破損や水没などの明らかなユーザー過失による故障は原則対象外とされています。しかし、独自調査の結果、実際には柔軟な対応がなされているケースも少なくないことがわかりました。
保証制度がこれほど手厚いのは、ロジクールが長年培ってきた製品の品質への自信と、顧客満足度を重視する企業姿勢の表れと言えるでしょう。しかし、この手厚いシステムが一部のユーザーによって悪用されるケースもあるというのが現状です。
ロジクール保証の悪用事例は虚偽申告で新品を入手する手口
残念ながら、ロジクールの手厚い保証制度を悪用するケースが一部で報告されています。その主な手口は、実際には故障していない製品を「故障した」と虚偽申告することで新品を入手し、その新品をメルカリやヤフオクなどのオンラインマーケットプレイスで販売して利益を得るというものです。
具体的には、シリアルナンバーと購入証明書さえあれば、製品の状態を実際に確認されることなく新品が送られてくるという仕組みを悪用します。例えば、「マウスのボタンがチャタリング(連打)する」「キーボードの特定のキーが反応しない」など、外見からは判断できない不具合を報告するケースが多いとされています。
Yahoo!知恵袋などの質問サイトでは、「ロジクールの保証ってガバガバじゃないですか」「悪用する人居そうですが、大丈夫なんですかね」といった投稿が見られます。また、「保証で新しいものを送ってもらってそれをそのまま売るのは違法ですか」といった直接的な質問も散見されます。
独自調査によると、このような悪用は単発ではなく、複数回にわたって行われるケースもあるようです。同じ住所や同じ名義で何度も同様の申請を行い、次々と新品を入手するという手口です。
こうした行為は明らかに倫理的問題があるだけでなく、虚偽の申告をしている点で詐欺に該当する可能性があります。また、このような悪用が増えることで、結果的に正当なユーザーへのサービス低下や製品価格への転嫁という形で、全ユーザーに影響が及ぶ恐れがあることを理解しておくべきでしょう。
ロジクール保証を悪用すると住所BANなどのペナルティがある
ロジクール保証の悪用に対して、会社側も対策を講じています。その一つが「住所BAN」と呼ばれるペナルティです。これは、特定の住所からの保証申請が異常に多い場合や、明らかに不正と思われる申請パターンが検出された場合に、その住所からの保証申請を受け付けなくなるというものです。
独自調査によると、界隈では「住所BANをくらった」という報告が実際にあるようです。ある情報源では、高価な製品(特にゲーミングキーボードなど)を対象に保証申請を繰り返していた人が、ある時から全く保証対応してもらえなくなったという事例が紹介されていました。
住所BANのほかにも、シリアルナンバーの管理強化も行われています。以前は比較的緩やかだったシリアルナンバーの確認が、近年では厳格化されている傾向があります。同じシリアルナンバーで短期間に複数回の申請があると、詳細な調査の対象となる可能性が高まります。
また、保証申請時に製品の購入証明書の提出を厳格に求めるようになったことも対策の一環です。以前は口頭での購入日申告だけで対応してもらえることもあったようですが、現在では多くの場合でレシートやインボイスなどの証拠提示が必要になっています。
悪用が繰り返されると、最終的には法的措置が取られる可能性もあります。虚偽の申告による保証申請は、場合によっては詐欺罪に該当する可能性があるため、単に保証が受けられなくなるだけでなく、法的責任を問われるリスクもあることを認識しておくべきでしょう。
ロジクール保証の悪用対策として故障品破壊動画の提出を求めるケースも

ロジクールは保証悪用への対策として、一時期「故障品破壊動画」の提出を求めるケースがあったことが報告されています。これは、保証申請者に対して故障した製品を使用不可能な状態まで破壊し、その一連の過程を録画して提出するよう求めるというものです。
この対応は、二重に製品を所有することを防ぐ目的があったと考えられます。つまり、故障品を破壊することで、申請者が故障品と新品の両方を所有して転売するといった悪用を防止する効果が期待されていました。
しかし、この方法には多くの批判もありました。まず、故意に製品を破壊するという行為自体に抵抗を感じるユーザーが多く、環境への配慮の観点からも問題があると指摘されていました。また、宗教上の理由や個人的な価値観から、物を故意に壊すことに嫌悪感を抱く人もいるため、全ての顧客に適用できる方法とは言えませんでした。
実際に、独自調査によると、この「故障品破壊動画」の提出要求は試験的に実施されたものの、現在では基本的に廃止されているようです。ロジクール側も「不良品を破壊することは必須ではない」と回答しているケースが確認されています。
現在は、シリアルナンバーと購入証明書の確認強化や、異常な申請パターンの検出など、より洗練された方法で不正対策が行われていると推測されます。これらの方法は、正当なユーザーに負担をかけず、かつ不正利用を効果的に防止するバランスを取ったアプローチと言えるでしょう。
ただし、悪用の状況次第では再び厳格な対応が取られる可能性もあるため、正当なユーザーとしては、適切な方法で保証サービスを利用することが重要です。
ロジクール保証2回目の申請は可能だが回数制限があるケースも
ロジクールの保証期間内であれば、原則として複数回の保証申請が可能です。例えば、保証期間が2年で、購入後1年で故障して交換し、さらにその交換品が半年後に別の理由で故障した場合、再度保証申請することができます。
しかし、2回目以降の申請については、一定の条件や制限が設けられているケースがあります。特に同じ症状での短期間の複数回申請は、審査が厳格になる傾向があるようです。
交換品の保証期間については、基本的に「元の製品の保証期間の残り」または「交換品到着から30日間のいずれか長い方」とされていることが多いです。つまり、購入から1年半後に交換した場合、交換品の保証期間は元の保証期間の残り半年となります。
シリアルナンバーについては、2回目の申請時には「元の製品のシリアルナンバー」ではなく「交換品のシリアルナンバー」を使用するのが基本です。ただし、保証申請の際にロジクールのサポート担当者に確認することをお勧めします。
また、独自調査によれば、保証期間内であっても、同一ユーザーからの申請回数が一定数を超えると、より詳細な調査の対象となることがあるようです。これは悪用防止の観点から合理的な対応と言えるでしょう。
正当な理由での複数回の保証申請は問題ありませんが、不自然なパターンでの申請は避けるべきです。製品が実際に故障した場合は、躊躇せずに保証サービスを利用することが、製品を長く使うための賢明な選択と言えるでしょう。
ロジクールの保証申請でレシートなしでも対応してもらえる可能性はある
ロジクールの保証申請には原則として購入証明書(レシート等)が必要とされていますが、レシートを紛失してしまった場合でも対応してもらえる可能性があります。ただし、これはケースバイケースであり、すべての状況で保証されるものではありません。
レシートがない場合の代替方法としては、以下のようなものが考えられます:
- クレジットカードの利用明細書:購入日と店舗名、金額が記載されたもの
- 電子メールの注文確認:オンラインショップでの購入時に送られてくるもの
- アカウント購入履歴:AmazonやYahoo!ショッピングなどの購入履歴画面
- 保証書:製品に付属していた場合
- 製品登録情報:以前にロジクールに製品登録をしていた場合
特にAmazonで購入した場合は、Amazonのアカウントにログインし、「注文履歴」から該当する商品を見つけて「領収書をクリック」することで、簡単に電子領収書を取得できます。この電子領収書は、多くの場合ロジクールの保証申請でも有効な購入証明として認められています。
ただし、注意点として、Amazon等のマーケットプレイスで購入する場合、必ず「Amazon直販」や「公式ストア」などの正規販売元から購入することが重要です。第三者の転売業者から購入した場合、領収書が保証の証明として認められない可能性があります。
レシートがない場合でも、製品のシリアルナンバーだけでも一度問い合わせてみる価値はあります。ロジクールのサポートは比較的柔軟な対応をしていることも多く、シリアルナンバーから製造日を確認できれば、おおよその購入時期を推定して対応してくれるケースもあるようです。
ただし、これはあくまで例外的な対応であり、確実に保証を受けるためには、購入証明書は大切に保管しておくことをお勧めします。

ロジクール保証の正しい活用方法
- ロジクール保証の申請方法は公式サイトから簡単に行える
- ロジクール保証期間は基本的に購入から2年間が多い
- ロジクール保証期間の確認方法は製品パッケージや公式サイトで可能
- Amazonで購入したロジクール製品の保証申請方法はオンラインで完結
- ロジクール保証で電話問い合わせする際の注意点は準備が大切
- ロジクール保証交換で新品が届いたら故障品の取り扱いに注意が必要
- まとめ:ロジクール保証の悪用ではなく正しい利用で長く製品を使おう
ロジクール保証の申請方法は公式サイトから簡単に行える

ロジクールの保証申請は、公式サイトから簡単に行うことができます。以下に、具体的な申請手順を説明します。
まず、ロジクール公式サイトの「サポート」ページにアクセスします。ここで「ロジクールアカウント」の作成が必要になりますので、まだ持っていない場合は新規登録を行います。アカウント作成には基本的な個人情報と有効なメールアドレスが必要です。
アカウントにログインしたら、故障した製品の型番を検索ボックスに入力します。型番は製品本体または外箱に記載されています。該当する製品が表示されたら、その製品ページに進みます。
製品ページでは、左側のメニューから「保証」を選択し、「保証請求」ボタンをクリックします。ここで製品の不具合について詳細を記入する画面が表示されます。不具合の症状をできるだけ具体的に説明しましょう。
次に、システムが自動的にいくつかのトラブルシューティング手順を提案します。これらの手順を試しても問題が解決しない場合は、「サポートがまだ必要です」というオプションを選択します。
その後、個人情報の入力画面に進み、氏名、電話番号、郵便番号、配送先住所などを日本語で入力します。また、製品のシリアルナンバーと購入証明書(レシート等)のアップロードも求められます。
これらの情報を送信すると、ロジクールのサポートスタッフが内容を確認し、数日内に返信があります。保証対象と認められた場合は、交換品の発送手続きが始まります。承認から発送までには通常5〜7営業日ほどかかるとされています。
発送が決まると追跡番号が記載されたメールが送られてくるので、そちらで配送状況を確認できます。新品が届いたら、動作確認を行い、問題がなければ保証申請は完了です。
なお、故障品については特に返送指示がなければ、自分で適切に処分するか保管しておくことができます。ただし、新品が届くまでは念のため故障品を手元に置いておくことをお勧めします。
ロジクール保証期間は基本的に購入から2年間が多い
ロジクール製品の保証期間は、基本的に購入日から2年間というケースが多いです。これは業界標準と比較しても比較的長い期間であり、ロジクールの製品品質への自信の表れとも言えるでしょう。
ただし、全ての製品が一律2年保証というわけではなく、製品のカテゴリーやシリーズによって保証期間が異なる場合があります。例えば、一部の高級モデルではより長い保証期間が設定されていることもあります。
また、地域によっても保証期間が異なる場合があります。特にEU加盟国では、法律により2年未満の保証は2年に延長されることが明記されています。日本市場においても、基本的には購入から2年間の保証が提供されていることが多いようです。
保証期間のカウントは、原則として「購入日」から始まります。ただし、一部の管轄区域では「配送日」が起算日となることもあるようです。購入証明書がない場合、製品のシリアルナンバーから製造日を確認し、おおよその購入時期を推定するケースもあります。
交換品を受け取った場合の保証期間については、基本的に「元の製品の保証期間の残り」または「交換品到着から30日間のいずれか長い方」となります。つまり、購入から1年8ヶ月経過して交換した場合、新しい製品の保証期間は残りの4ヶ月ということになります。
正確な保証期間を確認するには、製品パッケージ、同梱の保証書、またはロジクール公式サイトの製品ページを参照するのが確実です。不明な点があれば、保証申請の前にロジクールサポートに問い合わせて確認することをお勧めします。
なお、保証期間内であっても、製品の故障原因が「通常使用の範囲外」と判断された場合(水没や落下による破損など)は、保証対象外となる可能性があることも覚えておく必要があります。
ロジクール保証期間の確認方法は製品パッケージや公式サイトで可能
ロジクール製品の保証期間を確認する方法はいくつかあります。最も確実な方法は以下のとおりです。
まず、製品パッケージや同梱されている保証書を確認してください。多くの場合、保証期間が明記されています。パッケージを既に捨ててしまった場合は、次の方法を試してみましょう。
ロジクール公式サイトのサポートページにアクセスし、製品の型番またはシリーズ名を検索します。該当する製品ページが表示されたら、「保証」セクションを確認します。ここで製品固有の保証期間を確認することができます。
具体的な手順としては:
- ロジクール公式サイト(www.logicool.co.jp)にアクセス
- 上部メニューから「サポート」を選択
- 検索ボックスに製品の型番を入力
- 該当する製品をクリック
- 製品ページの左側メニューから「保証」を選択
これで該当製品の保証期間が表示されます。多くのロジクール製品は2年保証ですが、製品によって異なる場合もあるため、必ず確認することをお勧めします。
また、製品を登録している場合は、ロジクールアカウントにログインして「登録済み製品」から該当製品を選択することでも保証情報を確認できる場合があります。
さらに不明点がある場合は、ロジクールのカスタマーサポートに直接問い合わせることも可能です。その際は、製品のシリアルナンバー(製品本体または外箱に記載)を用意しておくと、より正確な情報を得ることができるでしょう。
保証期間はユーザーの権利に直結する重要な情報ですので、製品購入時に確認し、メモしておくことをお勧めします。また、購入証明書(レシート等)も保証期間中は保管しておくことが賢明です。
Amazonで購入したロジクール製品の保証申請方法はオンラインで完結
Amazonで購入したロジクール製品でも、保証申請は通常と同様にロジクール公式サイトから行うことができます。Amazon特有の手続きはありませんが、購入証明書の準備方法が少し異なります。
Amazonで購入した場合の保証申請手順は以下のとおりです:
- ロジクール公式サイトの「サポート」ページにアクセス
- ロジクールアカウントを作成またはログイン
- 故障した製品の型番を検索
- 「保証」→「保証請求」を選択
- 不具合の症状を詳細に記入
- トラブルシューティングを試す
- 「サポートがまだ必要です」を選択
- 個人情報(氏名、住所など)を入力
- シリアルナンバーと購入証明書をアップロード
- 申請内容を送信
Amazonでの購入証明書(領収書)の取得方法:
- Amazonアカウントにログイン
- 「アカウント&リスト」→「注文履歴」を選択
- 該当する商品を見つける
- 「領収書」をクリック
- 表示されたPDFをダウンロードまたはスクリーンショット
この電子領収書が保証申請の購入証明書として有効です。画像がぼやけていたり不鮮明だったりしないよう、鮮明な状態でアップロードすることが重要です。
Amazonでロジクール製品を購入する際の注意点として、必ず「Amazon.co.jp」や「ロジクール公式ストア」など信頼できる販売元から購入するようにしましょう。マーケットプレイスの第三者販売者から購入した場合、保証が正常に適用されない可能性があります。
また、独自調査によると、転売業者から購入した製品の場合、領収書の販売者名がロジクールに登録されている正規販売店と一致しないため、保証申請が拒否されるケースがあるようです。そのため、正規の販売元から購入することが重要です。
なお、Amazonで「中古品」として購入した場合、通常メーカー保証は適用されないことが多いので注意が必要です。確実に保証を受けたい場合は、新品を正規販売元から購入することをお勧めします。
ロジクール保証で電話問い合わせする際の注意点は準備が大切
ロジクールの保証について電話で問い合わせる際は、事前の準備が非常に重要です。適切な準備をすることで、スムーズに対応してもらえ、問題解決までの時間を短縮することができます。
まず、電話をかける前に準備しておくべき情報は以下のとおりです:
- 製品の正確な型番
- シリアルナンバー(S/N:以降の文字列、製品裏面などに記載)
- 購入日と購入店舗
- 購入証明書(レシートや請求書)
- 発生している具体的な不具合の症状
- これまでに試したトラブルシューティングの内容
これらの情報を手元に用意しておくことで、オペレーターからの質問にすぐに答えることができ、無駄な時間を省くことができます。
電話での問い合わせ時間帯としては、混雑を避けるために平日の午前中や夕方以降がおすすめです。また、問い合わせ内容をメモにまとめておくと、話の流れがスムーズになります。
電話での会話では、不具合の症状を具体的かつ客観的に説明することが重要です。「マウスが壊れている」という曖昧な表現ではなく、「右クリックボタンを押すと二重クリックになる」「スクロールホイールが不定期に逆方向に回転する」など、具体的な症状を伝えましょう。
また、オペレーターの指示に従って電話口でのトラブルシューティングを行うこともあります。そのため、問い合わせる際は故障した製品と接続可能なパソコンなどが手元にある状態で電話するのが理想的です。
電話での保証申請が承認された場合、その場で配送先住所などの確認が行われることがあります。正確な住所情報を伝えられるよう準備しておきましょう。
なお、一部の報告によると、電話での問い合わせの方がオンラインでの申請よりも迅速に対応してもらえるケースもあるようです。特に急ぎの場合は、電話での問い合わせも検討する価値があるでしょう。
ロジクール保証交換で新品が届いたら故障品の取り扱いに注意が必要
ロジクールの保証対応で交換品が届いた後、故障品の取り扱いについては特に明確な指示がないケースが多いですが、いくつか考慮すべき点があります。
まず、新品が到着したら、すぐに開封して正常に動作するかどうか確認しましょう。万が一、交換品にも問題があった場合は、速やかにロジクールサポートに連絡する必要があります。そのため、少なくとも交換品の動作確認が完了するまでは、故障品を処分せずに保管しておくことをお勧めします。
故障品の処分方法については、環境への配慮から適切なリサイクルが望ましいでしょう。ロジクールは持続可能性への取り組みを推進しており、公式サイトでは古い製品の適切なリサイクル方法について情報を提供しています。製品によっては、電子機器リサイクル法の対象となるものもあるため、お住まいの地域のルールに従って処分することが重要です。
ただし、保証申請が完全に完了し、交換品が問題なく動作することを確認した後でも、故障品を保管しておくメリットがあるケースもあります。例えば、交換品が将来故障した場合に、部品取りとして使用できる可能性があります。特に、市場に出回っていない旧モデルの製品や、修理が難しい製品の場合はなおさらです。
また、故障の原因が単一の部品(例:特定のボタンやスイッチ)にある場合、残りの部品は正常に機能している可能性があります。DIYが得意な方は、故障品を分解して部品を再利用することも一つの選択肢です。
ただし、いくつかの注意点もあります。まず、製品の分解は自己責任で行うべきであり、内部の取り扱いには十分な注意が必要です。また、一部の電子部品には有害物質が含まれている可能性があるため、適切な知識なしに分解することは避けるべきでしょう。
最後に、故障品を第三者に譲渡・販売することは避けるべきです。故障品であることを明示していたとしても、トラブルの原因となる可能性があります。特に保証申請を行った製品を「修理済み」などと偽って販売することは、倫理的問題があるだけでなく、場合によっては法的問題にも発展する可能性があることを認識しておく必要があります。

まとめ:ロジクール保証の悪用ではなく正しい利用で長く製品を使おう
最後に記事のポイントをまとめます。
- ロジクールの保証制度は購入から2年間有効で、故障品を返送せずに新品と交換できる手厚いサービス
- 保証申請にはシリアルナンバーと購入証明書が基本的に必要
- 保証の悪用として虚偽申告で新品を入手し転売するケースが報告されている
- 悪用に対してロジクールは住所BANや故障品破壊動画の提出要求などの対策を講じている
- 保証期間内であれば複数回の申請も可能だが、回数制限や審査強化の可能性がある
- レシートがなくても代替証明で保証対応してもらえる可能性がある
- 保証申請は公式サイトからオンラインで簡単に行える
- ロジクール製品の保証期間は基本的に2年間だが製品によって異なる場合もある
- 保証期間は製品パッケージや公式サイトで確認可能
- Amazonで購入した場合も注文履歴から領収書を取得して保証申請できる
- 電話での問い合わせ時は必要情報を事前に準備しておくとスムーズ
- 交換品到着後の故障品は適切にリサイクルするか部品として活用するのが良い
- 保証制度は適切に利用することでロジクール製品を長く使い続けるための重要なサポート
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12283026507
- https://gorillas.link/blog/2020/05/12/post-12526/
- https://methane-trade.com/logicool-warranty/
- https://hidegonsan.github.io/blog/posts/logicool-warranty/
- https://www.logicool.co.jp/ja-jp/footer/subscription-management?wt.ac=promo-mice-pointers/mice/
- https://hardware.srad.jp/story/21/09/26/1717200/
- https://www.logicool.co.jp/ja-jp/tos/limited-hardware-warranty.html
- https://x.com/foxnumber6/status/247631745149698048?lang=ar
- https://hardware.srad.jp/story/20/04/03/135245/
- https://kafumo.hatenablog.jp/entry/2020/09/21/133907