ゲーミングキーボードの中でも人気を誇るロジクールのG913 TKLシリーズ。テンキーレス設計の薄型ワイヤレスゲーミングキーボードとして、コンパクトさと高性能を両立させた製品として注目を集めています。しかし、その特徴や機能、接続方法、さらには各種スイッチの違いなど、購入前に知っておきたい情報は数多くあります。
今回は、ロジクールG913 TKLの基本情報からスペック、接続方法、実際の使用感までを徹底解説します。さらに、関連製品との比較やスイッチタイプの選び方など、購入を検討している方に役立つ情報も盛り込みました。この記事を読めば、あなたに合ったG913 TKLを選ぶための情報がバッチリ揃います！
記事のポイント！
- ロジクールG913 TKLの基本スペックと特徴
- 3種類のスイッチタイプ（クリッキー・タクタイル・リニア）の違いと選び方
- LIGHTSPEEDとBluetooth接続の方法と互換性
- 他のロジクール製品との比較とコスパ
ポチップ
ロジクールg913tklの特徴と基本情報
- ロジクールg913tklはテンキーレス設計の薄型ワイヤレスゲーミングキーボードである
- 薄さ22mmの究極のコンパクト設計がデスク環境を改善する
- LIGHTSPEED技術で1msの超高速無線接続を実現する
- バッテリー寿命は最大40時間と長持ちで安心できる
- 3種類のGLスイッチから好みの打鍵感を選択できる
- カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色展開である
ロジクールg913tklはテンキーレス設計の薄型ワイヤレスゲーミングキーボードである
ロジクールG913 TKLは、従来のG913からテンキー部分を省いたテンキーレス設計を採用したゲーミングキーボードです。TKLとは「Ten Key Less」の略で、右側のテンキーパッドがない設計を指します。
このコンパクト設計の最大のメリットは、デスク上のスペースを効率的に使えることです。特にゲーミング時にマウスを大きく動かす必要がある場合、テンキーレス設計によってマウスの可動範囲が広がります。
G913 TKLの本体サイズは長さ368mm、幅150mm、高さ22mmとコンパクトながら、必要な機能はしっかりと搭載しています。重量は810gと、ワイヤレスキーボードとしては標準的な重さです。
接続方法は、付属のLIGHTSPEED USBレシーバーを使用したワイヤレス接続とBluetooth接続の両方に対応しており、用途に応じて切り替えることができます。また、Micro-USBケーブルで接続すれば、充電しながらの使用も可能です。
G913 TKLは、ゲーマーだけでなく、デスクスペースを効率的に使いたいオフィスワーカーや、美しいデスク環境を構築したい方にも適したキーボードと言えるでしょう。
薄さ22mmの究極のコンパクト設計がデスク環境を改善する
G913 TKLの最大の特徴の一つは、その薄さです。わずか22mmという薄型設計は、従来のメカニカルキーボードと比較して非常にスリムであり、デスク環境に大きな変化をもたらします。
この薄さによって、パームレストが不要になる点も大きなメリットです。実際のユーザーからも「机からキートップまでが低いので、パームレストは要らない」という声が上がっています。長時間のタイピングでも手首への負担が少なく、快適に使用できるでしょう。
また、薄型設計ながらも高級感のある素材を使用しています。5052アルミニウム合金のトップケースと鋼鉄で補強されたベースを組み合わせることで、軽量かつ超薄型のデザインながらも、高い強度と耐久性を実現しています。
つや消しの金属面とオレオフォビックコーティングされたキーキャップを採用することで、指紋が付きにくいデザインになっているのも嬉しいポイントです。デスクの見た目を損なわず、常に美しい状態を保つことができます。
コンパクトなデザインは持ち運びにも適しており、USBレシーバーはキーボードの背面に収納できるため、移動時も安心です。オフィスとゲーミング環境の両方で使いたい方にとって、このポータビリティの高さは大きな魅力となるでしょう。
LIGHTSPEED技術で1msの超高速無線接続を実現する
ゲーミングキーボードにとって、入力の遅延は致命的な問題です。G913 TKLはロジクール独自のLIGHTSPEED技術を採用することで、わずか1ミリ秒（1ms）という超高速の無線応答速度を実現しています。
この高速応答は、有線キーボードと同等以上のパフォーマンスを発揮し、ゲーム中の素早い反応が求められる場面でも遅延を感じることなく操作できます。FPSやMOBAなど、反応速度が勝敗を左右するゲームジャンルでも安心して使用できるでしょう。
LIGHTSPEEDを使用するには、付属のUSBレシーバーをパソコンのUSBポートに接続するだけで簡単にセットアップできます。使用しない時はキーボード背面に収納できるので、紛失する心配もありません。
また、G913 TKLはBluetoothにも対応しており、ボタン一つで接続デバイスを切り替えることができます。例えば、LIGHTSPEEDでゲーミングPCに接続しながら、Bluetoothでタブレットやスマートフォンにも接続できるため、複数のデバイスを行き来する場合に非常に便利です。
接続互換性も優れており、LIGHTSPEEDはWindows 7以降とmacOS X 10.11以降、BluetoothはWindows 8以降、macOS X 10.11以降、ChromeOS、Android 4.3以降、iOS 10以降と幅広いOSに対応しています。ただし、高度な機能を利用するためには、ロジクールG HUBゲーミングソフトウェアのインストールが必要です。
バッテリー寿命は最大40時間と長持ちで安心できる
ワイヤレスキーボードの最大の懸念点はバッテリー持続時間ですが、G913 TKLはこの点でも優れた性能を発揮します。RGBライティングを最大輝度（100%）で使用した場合でも、約40時間の連続使用が可能です。
実際のユーザーからも「バッテリー切れが気にならない」という声が多く、満充電時の持続時間は非常に長いと評価されています。公式情報によると、1日8時間使用した場合でも4か月程度持続するとされており、頻繁な充電の手間から解放されます。
バッテリー残量が少なくなると、キーボード上のバッテリーインジケーターライトとG HUBソフトウェアが通知を行うので、突然使用できなくなる心配もありません。また、充電は付属のMicro-USBケーブルで行い、約4時間でフル充電が可能です。
さらに便利な点として、充電中でも使用可能なので、バッテリーが切れそうになっても、ケーブルを接続しながら継続して作業ができます。これにより、重要な作業やゲームプレイ中にバッテリー切れで中断するリスクを回避できます。
バッテリー持続時間が長いため、日常的な使用では週に一度程度の充電で十分対応できるでしょう。このバッテリーの持ちの良さは、G913 TKLの大きな魅力の一つと言えます。
3種類のGLスイッチから好みの打鍵感を選択できる
G913 TKLには3種類のGLスイッチが用意されており、好みや用途に合わせて選択することができます。これらのスイッチは、従来のメカニカルスイッチの半分の高さながら、同等の速度、精度、パフォーマンスを実現しています。
- GLクリッキー: 耳に聞こえるクリック音と触覚フィードバックが特徴です。タイピング時にはっきりとした「カチカチ」という音がするため、タイピングの感触をしっかりと感じたい方に適しています。スイッチ特性としては、アクチュエーションポイント1.5mm、押下圧50g、キーストローク2.7mmとなっています。Cherry MXの青軸に近い感覚を持ちますが、音は若干異なります。
- GLタクタイル: 優しい打鍵感による適度な触覚フィードバックを提供します。カチッとした感触はありますが、クリッキータイプよりも音が静かなのが特徴です。静かな環境で使用したい方や、フィードバックは欲しいが大きな音は避けたい方に向いています。スイッチ特性はクリッキーと同様です。
- GLリニア: 完全にスムーズなキーストロークを提供します。打鍵時の抵抗感が少なく、スムーズな入力が可能なため、特にゲーム用途に適しています。触覚フィードバックがないので、高速連打などのゲームプレイに向いています。
実際のユーザーレビューによると、GLタクタイルスイッチは「キーが重い」と感じる方もいるようです。個人の感覚に大きく依存するため、可能であれば実店舗で触り比べてから選ぶことをおすすめします。
また、GLスイッチは厳しいテストを通過しており、非常に高い耐久性、反応性、精度要件を満たしているため、長期間使用しても性能が落ちにくいという利点があります。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色展開である
G913 TKLは主にブラックとホワイトの2色展開となっていますが、スイッチタイプによって選択できるカラーが異なる点に注意が必要です。
ブラック（カーボン）モデルは、3種類全てのスイッチタイプ（クリッキー、タクタイル、リニア）で展開されています。製品型番は以下の通りです：
- G913-TKL-CKBK（クリッキー）
- G913-TKL-TCBK（タクタイル）
- G913-TKL-LNBK（リニア）
一方、ホワイトモデルはGLタクタイルスイッチのみの展開となっています：
- G913-TKL-TCWH（タクタイル）
ホワイトモデルはクリーンでモダンな印象を与え、明るい色調のデスク環境と相性が良いでしょう。ブラックモデルはより従来のゲーミングキーボードの雰囲気を持ち、どんなデスク環境にもマッチします。
また、どちらのカラーバリエーションもLIGHTSYNC RGBに対応しており、キー毎に1680万色からライティングをカスタマイズできます。これにより、キーボードのカラーがあなたのデスク環境やゲーミングセットアップのテーマと統一できるのも魅力の一つです。
選択するカラーは個人の好みやデスク環境に合わせて決めるとよいでしょう。ただし、ホワイトモデルを希望する場合は、タクタイルスイッチのみの選択肢となることを念頭に置いておく必要があります。
ポチップ
ロジクールg913tklの詳細スペックと接続方法
- ロジクールg913tklはLIGHTSPEEDとBluetoothの両方に対応している
- G HUBソフトでLIGHTSYNC RGBを1680万色からカスタマイズできる
- 高級感溢れるアルミニウム合金と鋼鉄フレームを採用している
- キーキャップの交換は可能だが専用設計のため選択肢は限られる
- MacOSでも基本機能は使用可能だがG HUBの機能は制限される
- G913フルサイズとG913 TKLの違いはテンキーの有無だけではない
- まとめ：ロジクールg913tklは高性能・高品質な薄型ワイヤレスゲーミングキーボードである
ロジクールg913tklはLIGHTSPEEDとBluetoothの両方に対応している
G913 TKLの大きな特徴として、2種類のワイヤレス接続方式に対応している点が挙げられます。これにより、用途や環境に応じて最適な接続方法を選択できます。
まず、ゲーミング用途に最適なのが「LIGHTSPEED」接続です。付属のUSBレシーバーをパソコンに接続するだけで、1msという超高速の応答速度を実現します。この接続方式は特にゲーム中の遅延を最小限に抑えたい場合に推奨されます。LIGHTSPEED接続は、Windows 7以降およびmacOS X 10.11以降のOSに対応しています。
次に、汎用性の高い「Bluetooth」接続です。多くのデバイスに搭載されているBluetoothを利用するため、追加のレシーバーなしで接続できる利点があります。対応OSはWindows 8以降、macOS X 10.11以降、ChromeOS、Android 4.3以降、iOS 10以降と幅広く、様々なデバイスで使用可能です。
G913 TKLの魅力は、これら2つの接続方式を簡単に切り替えられる点にあります。キーボード上のボタンを押すだけで、LIGHTSPEEDとBluetooth接続を瞬時に切り替えることができます。これにより、例えばLIGHTSPEEDでゲーミングPCに接続しながら、Bluetoothでタブレットにも接続しておき、作業に応じて切り替えて使用するといった使い方が可能になります。
さらに、Micro-USBケーブルを使った有線接続にも対応しており、充電しながらの使用も可能です。バッテリー残量を気にすることなく長時間使用したい場合に便利です。
接続方法の柔軟性は、複数のデバイスを使い分ける現代のデジタル環境において、G913 TKLの大きな強みと言えるでしょう。
G HUBソフトでLIGHTSYNC RGBを1680万色からカスタマイズできる
G913 TKLに搭載されたLIGHTSYNC RGBは、キーごとに個別のライティングをカスタマイズできる高度な機能です。この機能を最大限に活用するためには、ロジクールの専用ソフトウェア「G HUB」が必要になります。
G HUBを使用すると、約1680万色の中から好みの色を選択し、キーボード全体または個別のキーにライティングを設定できます。単にキーを美しく彩るだけでなく、ゲームやアプリケーションと連動させることで、よりゲーム体験を向上させることも可能です。
例えば、ゲームのアクションに合わせてキーの色が変わるようにカスタマイズしたり、特定のアプリケーションが起動した時に特定のライティングパターンに切り替わるように設定したりできます。また、独自のアニメーションエフェクトを作成することも可能で、創造性を発揮する余地も十分にあります。
G913 TKLには、オンボードメモリが搭載されており、最大3つのプロファイルを保存できます。これにより、G HUBがインストールされていないパソコンでも、保存したプロファイルを使用することができます。ただし、ユーザーレビューによると、キー割り当ての設定はオンボードメモリに保存されず、G HUBが必要になる場合があるようです。
キーボード上にはライト調整用のボタンも用意されており、ソフトウェアを起動せずにライトの明るさや効果を変更することも可能です。数字キーの1～7を押すことでプリセットのアニメーションを選択でき、8と9には独自に作成したライトプロファイルを保存できます。
RGBライティングは単なる見た目の装飾だけでなく、暗い環境でのキー視認性向上や、特定のキーをハイライトするなど実用的な面でも役立ちます。
高級感溢れるアルミニウム合金と鋼鉄フレームを採用している
G913 TKLの魅力の一つは、その高級感あふれる素材と優れた造りにあります。単なるプラスチック製のキーボードとは一線を画す高品質な素材選びにより、見た目の美しさと実用的な耐久性を両立させています。
トップケースには5052アルミニウム合金を採用し、ベース部分は鋼鉄で補強されています。この組み合わせにより、超薄型でありながらも優れた強度と耐久性を実現しています。アルミ合金の質感は高級感を演出するだけでなく、熱伝導性にも優れているため、長時間使用しても熱がこもりにくいという利点もあります。
キーボードの細部にもこだわりが見られます。音量調整用のホイールは高い精度でテンショニングされたアルミ製で、プレミアムな感触とコントロール性を実現しています。また、メディアコントロールやプロファイル切り替え用のボタンはソフトな触り心地で、優れた触覚フィードバックを提供します。
表面処理においても工夫が凝らされており、つや消しの金属面とオレオフォビック（撥油性）コーティングされたキーキャップを採用することで、指紋が付きにくいデザインになっています。これにより、長時間使用しても美しい外観を保ちやすくなっています。
鋼鉄で補強されたベースは、どんなに激しいゲームプレイにも耐えられる強度を持っています。これは、激しいタイピングやゲームプレイ中の不意の衝撃などから製品を守り、長期間にわたって安定した性能を維持するのに役立ちます。
この高級素材の採用は単なる見た目の良さだけでなく、製品の寿命を延ばし、長期的な投資としての価値を高めています。2年間のメーカー保証も付いているので、安心して使用できるでしょう。
キーキャップの交換は可能だが専用設計のため選択肢は限られる
G913 TKLのキーキャップは、一般的なメカニカルキーボードとは異なる専用設計となっています。これは、薄型設計を実現するためにロープロファイルのGLスイッチを採用しているためです。
キーキャップの交換自体は可能ですが、標準的なメカニカルキーボード用のキーキャップとは互換性がないため、選択肢は非常に限られています。市販のカスタムキーキャップの多くはCherryMXなどの一般的なスイッチに対応しているものが多く、G913 TKLに適合するキーキャップは特殊なものとなります。
ロジクール自体からは交換用キーキャップセットの公式販売はあまり積極的に行われていないようです。そのため、キーキャップのカスタマイズを重視する方にとっては、これが大きなデメリットになる可能性があります。
キーキャップは消耗品の一面もあるため、長期使用によって摩耗した場合の交換部品の入手性については懸念が残ります。ただし、オレオフォビック（撥油性）コーティングが施されているため、標準のキーキャップは通常使用では比較的長持ちする設計になっています。
もし、独自のキーキャップデザインや特殊な素材のキーキャップへのカスタマイズを重視する場合は、標準的なメカニカルキーボードの方が適しているかもしれません。一方で、G913 TKLの標準キーキャップは高品質で、打鍵感や視認性においても優れているため、多くのユーザーにとっては十分満足できるものとなっています。
キーキャップのカスタマイズ性よりも、薄型デザインと高性能を重視する方にとっては、G913 TKLは依然として魅力的な選択肢と言えるでしょう。
MacOSでも基本機能は使用可能だがG HUBの機能は制限される
G913 TKLは基本的にWindows向けのゲーミングキーボードですが、MacOSでも使用することができます。ただし、いくつかの制限があることを理解しておく必要があります。
まず、物理的な接続については問題ありません。MacOSでもLIGHTSPEED（macOS X 10.11以降）やBluetooth（macOS X 10.11以降）での接続が可能です。実際のユーザーレビューによると、WindowsキーがMacのCommandキーとして正しく機能するため、基本的なキーボード操作には支障がないようです。
しかし、日本語配列特有の「無変換」「変換」「かな」などのキーはMacOSでは特に機能せず、装飾的な存在になります。これはG913 TKLに限った問題ではなく、Windows向けの日本語キーボードをMacで使用する際の一般的な制約です。
最も大きな制限は、カスタマイズ機能面です。G913 TKLの高度な機能を活用するためには、ロジクールのG HUBソフトウェアが必要ですが、このソフトウェアはMacOSにもインストール可能です。ただし、MacOS版のG HUBでは一部機能が制限されている場合があります。
特にゲームとの連携機能や一部のマクロ機能は、Windows版と比較して制限がある可能性があります。また、アップデートのタイミングもWindows版が優先される傾向があるため、最新機能の利用においてはやや不利になる場合があります。
RGBライティングの基本的なカスタマイズやキー割り当ての変更といった主要機能はMacOSでも使用できますが、細かな設定や特殊な機能については制限がある可能性を念頭に置いておくべきでしょう。
MacユーザーでG913 TKLの購入を検討している場合、基本的な機能は問題なく使えますが、すべての機能を100%活用したい場合は、専用のMac向けキーボードを検討した方が良いかもしれません。ただ、MacとWindowsの両方を使用するユーザーにとっては、G913 TKLは両環境で使える便利なオプションとなるでしょう。
G913フルサイズとG913 TKLの違いはテンキーの有無だけではない
G913フルサイズとG913 TKLの最も明らかな違いはテンキーの有無ですが、実はそれだけではありません。これらの違いを理解することで、自分のニーズに合った方を選びやすくなります。
まず、サイズと重量の違いです。G913フルサイズは長さ475mm、幅150mm、高さ22mmで、重量は1025gです。一方、G913 TKLは長さ368mm、幅150mm、高さ22mmで、重量は810gとなっています。テンキーレスになったことで横幅が約10cm短くなり、重量も約215g軽量化されています。
次に機能面での違いですが、G913フルサイズには5つのG-キー（マクロキー）が左側に配置されていますが、G913 TKLにはこれがありません。頻繁にマクロを使用するユーザーにとっては、この違いは重要かもしれません。
さらに、バッテリー持続時間にも差があります。G913フルサイズはRGBライティングを最大輝度で使用した場合、約30時間の使用が可能です。一方、G913 TKLは同条件で約40時間と若干長持ちします。これは、テンキーレスによってLEDの数が減ったことが影響していると考えられます。
価格面では、一般的にG913 TKLの方が数千円程度安い傾向にあります。機能が少ない分、コストパフォーマンスを重視する方にとってはG913 TKLの方が魅力的かもしれません。
どちらを選ぶかは、以下のポイントを考慮するとよいでしょう：
- デスクスペースが限られている場合はG913 TKL
- マウスの操作範囲を広く取りたい場合はG913 TKL
- 数値入力や計算を頻繁に行う場合はG913フルサイズ
- マクロキーが必要な場合はG913フルサイズ
どちらも同じ高品質な素材と技術を使用しているため、基本的な打鍵感や耐久性に違いはありません。選択は主に使用用途とデスクスペースに依存すると言えるでしょう。
ポチップ
まとめ：ロジクールg913tklは高性能・高品質な薄型ワイヤレスゲーミングキーボードである
最後に記事のポイントをまとめます。
- ロジクールG913 TKLはテンキーレス設計の薄型ワイヤレスゲーミングキーボードで、コンパクトながら高性能を実現
- 薄さわずか22mmの設計で、パームレストが不要なほど低いキー位置により快適な操作感を提供
- LIGHTSPEED技術により1msの超高速ワイヤレス接続を実現し、有線キーボード並みの応答速度を確保
- Bluetoothにも対応しており、複数デバイスへの接続と切り替えが可能で汎用性が高い
- バッテリー寿命は最大輝度時でも約40時間と長持ちで、充電しながらの使用も可能
- 3種類のGLスイッチ（クリッキー・タクタイル・リニア）から好みの打鍵感を選択可能
- 高級素材（アルミニウム合金と鋼鉄フレーム）採用により、薄型でありながら強度と耐久性を両立
- LIGHTSYNC RGBにより1680万色からキーごとにライティングをカスタマイズ可能
- G HUBソフトウェアでライティングやキー設定のカスタマイズが可能だが、一部機能はMacOSでは制限あり
- G913フルサイズと比べて、テンキーとマクロキーがない代わりに軽量コンパクトでバッテリー持続時間が長い
- キーキャップは専用設計のため互換性に制限があり、カスタマイズ性はやや劣る
- コンパクト設計と優れた接続性により、ゲーミングだけでなく、オフィス用途やマルチデバイス環境でも活躍
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/products/gaming-keyboards/g913-tkl-wireless.html
- https://www.amazon.co.jp/Logicool-%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89-LIGHTSPEED-Bluetooth-G913-TKL-CKBK/dp/B088BYC54C
- https://www.dineanddish.net/items/010012248.html?srsltid=AfmBOotpyZACTeDFLnZQd9n5ZuKFtoIby9qtc1w4dxSh5sGmLblF
- https://kakaku.com/item/K0001262847/
- https://www.catorce6.com/actualidad-ambiental/index.php?pcmypage?callback=/product%2Fdetail%2F31248483
- https://www.unae.edu.py/692179377.html
- https://www.researchsynergy.org/shopdetail/438932674
- https://ishida-ginza.jp/pcmypage?callback=product/review/71640888
- https://www.youtube.com/watch?v=91-MppaLStk
- https://note.com/yatsuishi/n/n201f50c981d2
