ゲーミングヘッドセットを探している方なら、「ロジクールA10」というワードを目にしたことがあるのではないでしょうか。このヘッドセットはロジクールのゲーミング部門のサブブランド「ASTRO Gaming」から発売されており、手頃な価格ながら高い耐久性と使いやすさで人気を集めています。現在は第2世代（Gen 2）が発売されており、従来モデルから約30%の軽量化を実現した246gの軽量ボディが特徴です。
しかし、「マイクが認識されない」「片耳からしか音が聞こえない」などのトラブルに悩む方も少なくありません。そこで今回は、ロジクールA10の基本情報から性能評価、よくあるトラブルの解決方法まで徹底解説します。価格も8,000円台とエントリーモデルながら、PS5やSwitch、PCなど様々なプラットフォームに対応しているマルチな実力を持つヘッドセットの魅力をお伝えします。
記事のポイント！
- ロジクールA10の基本スペックと特徴について詳しく解説
- 音質やマイク性能、装着感などの実際の使用評価を紹介
- マイクが使えないなどのよくあるトラブルと対処法を解説
- 第1世代と第2世代の違いや購入の際の判断材料を提供
ロジクールA10とは？人気ゲーミングヘッドセットの魅力と特徴
- ロジクールA10はASTRO Gamingブランドの有線ゲーミングヘッドセット
- ロジクールA10の最新モデルはGen 2で約30%軽量化を実現
- ロジクールA10の音質評価は適度なバランスと定位感が特徴
- ロジクールA10のマイク性能はボイスチャットに十分な品質
- ロジクールA10の対応プラットフォームはPS5やSwitch、PCなど多様
- ロジクールA10の価格帯は8,000円前後でコスパが魅力
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ロジクールA10はASTRO Gamingブランドの有線ゲーミングヘッドセット
ロジクールA10は、実はロジクール直接の製品ではなく、ロジクールのゲーミング部門のサブブランド「ASTRO Gaming」から発売されているゲーミングヘッドセットです。ASTRO Gamingはゲーミングライフスタイルブランドとして、優れたデザイン性と高性能を兼ね備えた製品を展開しています。
ASTRO Gamingは2018年9月から日本国内でも本格展開されており、プロゲーマーやゲームデザイナーとの協力のもとに開発された高品質なゲーミングオーディオシステムを搭載しているのが特徴です。A10はその中でもエントリーモデルとして位置づけられています。
有線接続タイプのA10は、3.5mmステレオミニプラグでの接続方式を採用しており、さまざまなデバイスとの互換性を持っています。ケーブルは着脱式で、不意に強く引っ張られても断線しにくい設計になっているのも実用的なポイントです。
A10のブランドコンセプトは「耐久性」「快適性」「音質」のバランスを重視したデザインで、カジュアルからプロまで幅広いゲーマーが使いやすいよう設計されています。特に耐久性については、床に落としたりねじったりしても壊れにくい高い強度を持っています。
なお、日本国内で購入した正規品に限り2年間の無償保証が付いているため、長期使用の安心感もあります。
ロジクールA10の最新モデルはGen 2で約30%軽量化を実現
2022年3月31日に発売されたA10の第2世代（Gen 2）は、第1世代の優れた特性を引き継ぎながらも、いくつかの重要な改良が施されています。最も大きな変更点は本体重量の軽量化で、第1世代と比較して約30%軽量化された246gを実現しています。
この軽量化は、第1世代でヘッドバンド内部に採用されていたスチールバンドの代わりに、柔軟なプラスチックを使用することで達成されました。軽量化に貢献するだけでなく、スチールと同等の高い耐久性も実現しています。
また、Gen 2ではデザイン面でも大きく変更され、よりモダンでポップなデザインに進化しました。カラーバリエーションも豊富で、ブラックとホワイトの定番カラーに加え、ミント、ライラック、グレーといったパステルカラーが追加されました。
環境への配慮も進化し、製品本体のプラスチックパーツの一部に再生プラスチックを使用しているほか、パッケージには森林保全制度のFSC認証を取得した紙を使用しています。
Gen 2は子供から大人まで幅広いユーザーにフィットするよう設計されており、頭のサイズが小さめな方でも快適に使用できます。ヘッドバンドのパッドとイヤーパッドには形状記憶性のある柔らかな低反発素材を採用しており、長時間の使用でも疲れにくい快適さを提供します。
ロジクールA10の音質評価は適度なバランスと定位感が特徴
A10 Gen 2の音質は、32mmのネオジムマグネットドライバーを採用しています。これは第1世代の40mmから小型化されていますが、音質向上のためにチェンバーとドライバーのバランスを見直した結果です。周波数特性は20Hz〜20kHzをカバーしており、人間の可聴域全体をしっかりと再現します。
独自調査の結果、A10 Gen 2の音質については「低音・中音・高音のバランスがいまひとつ」という評価もある一方、「ゲームサウンドを聞き取るには十分」という声も多く見られました。特に音の定位感（音の方向や距離感）については、「音の位置や距離感が掴みづらい」という指摘もありますが、一般的なゲームプレイには支障ないレベルといえるでしょう。
オーディオ性能としては、ASTRO Audioと呼ばれるゲーミング向けにチューニングされたシステムを採用しており、ゲーム中の足音や環境音などの微細な音を聞き取りやすくする工夫が施されています。特にFPSゲームなどでは、敵の足音や位置を正確に把握するための音質設計がなされています。
なお、A10はカスタマイズ性の低さが惜しいポイントで、ロジクールの他の製品で使用できる専用ソフトウェア「G HUB」に対応していないため、イコライザーやマイクノイズキャンセリングの調整ができません。音質にこだわるユーザーには物足りなく感じられるかもしれません。
ただし、比較的フラットな音質特性を持っているため、ゲームだけでなく音楽視聴などにも適しているという評価もあります。
ロジクールA10のマイク性能はボイスチャットに十分な品質
A10 Gen 2には6mmの単一指向性マイクが搭載されており、ボイスチャットやゲーム実況の際に自分の声をクリアに届けることができます。独自調査によると、マイク性能は比較的良好で、「クリアなゲーム内チャットが意識された設計」という評価を得ています。
このマイクの最大の特徴は「フリップトゥミュート」機能で、マイクブームを上に跳ね上げるだけで簡単にミュート（消音）状態に切り替えることができます。これにより、プレイ中の急な割り込みや周囲の雑音を気にすることなく、スムーズなコミュニケーションが可能です。
マイクアーム部分はやや短めの設計となっているため、口元から若干離れた位置になり、周囲の音が入りやすい場合があります。ただし、これはDiscordなどのボイスチャットツールが持つノイズ抑制機能や、NVIDIA Broadcastなどの外部ツールを使用することで解決できる問題です。
ケーブルには音量調整用のコントローラーが付属しており、手元で簡単に音量を調整できるのも便利な機能です。ただし、これはWindows側の音量を直接調整するものではなく、ヘッドセット側で出力音量を絞るタイプなので注意が必要です。
実際のユーザーレビューでは、「明快な音声が伝わる」という評価がある一方で、「マイクの反応が悪い」という声も見られます。これは接続方法や環境によって差が出る可能性があるため、初期設定時に適切な調整を行うことが重要です。
ロジクールA10の対応プラットフォームはPS5やSwitch、PCなど多様
A10 Gen 2の大きな魅力の一つは、様々なプラットフォームに対応している点です。3.5mmステレオミニプラグでの接続方式を採用しているため、以下のようなデバイスで幅広く使用することができます：
- PlayStation 5
- PlayStation 4
- Xbox Series X|S
- Xbox One
- Nintendo Switch
- PC/Mac
- スマートフォン（3.5mmジャック搭載機種）
- タブレット（3.5mmジャック搭載機種）
パッケージには付属品としてPC用のスプリッターケーブル（65mm）も同梱されており、マイク入力とヘッドホン出力が分かれているPCでもすぐに使えるようになっています。
また、Dolby Atmos、Windows Sonic、Tempest 3D Audioなどの各種立体音響にも対応しているため、対応ゲームではより没入感のあるオーディオ体験を楽しむことができます。特にFPSゲームなどでは、音の方向感が重要になるため、この立体音響対応は大きなメリットといえるでしょう。
マルチプラットフォーム対応であることから、家庭内で複数のゲーム機を所有している場合や、友人との対戦プレイなど様々なシチュエーションで活躍します。一つのヘッドセットで様々なデバイスに対応できるため、コストパフォーマンスの面でも優れていると言えるでしょう。
ただし、一部のスマートフォンでは3.5mmジャックがない機種もあるため、その場合は別途変換アダプターが必要になる点には注意が必要です。
ロジクールA10の価格帯は8,000円前後でコスパが魅力
A10 Gen 2の価格は2025年5月現在、8,000円台前半（税込）で推移しており、ゲーミングヘッドセットとしては比較的リーズナブルな価格帯に位置しています。この価格帯でマルチプラットフォーム対応、高い耐久性、十分な音質とマイク性能を備えたヘッドセットは多くないため、コストパフォーマンスの高さが魅力と言えるでしょう。
市場での評価としては、「1万円を切る価格で初心者でも手を出しやすい」という声がある一方、「音質やカスタマイズ性の低さを考えると万人におすすめできるわけではない」という意見もあります。特に音質や機能性にこだわるユーザーにとっては、もう少し予算を増やして上位モデルを検討する余地があるでしょう。
カラーバリエーションが豊富な点も特筆すべきで、ブラック、ホワイト、グレー、ライラック、ミントの5色展開となっています。好みや使用環境に合わせて選べる点は、個性を大切にする現代のゲーマーにとって嬉しいポイントです。
なお、A10 Gen 2の販売価格は販売店によって若干の差があり、最安値と最高値では2,000円程度の差がつくこともあります。購入を検討する際は、複数の販売サイトで価格を比較することをおすすめします。また、一部の中古品では3,000円台で販売されているケースもあります。
公式直販サイトやAmazon、楽天市場などの大手ECサイトであれば、2年間の国内正規品保証が付いてくるため、安心して購入できるでしょう。
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ロジクールA10のセットアップと使用時のトラブル解決法
- ロジクールA10のマイクが使えない場合の対処法はプラグ接続の確認から
- ロジクールA10が片耳しか聞こえない時の解決法はケーブル挿入の確認がポイント
- ロジクールA10のミュート機能はマイクを上に跳ね上げるだけでOK
- ロジクールA10 Gen 2とGen 1の違いはドライバーサイズと耐久性
- ロジクールA10で快適にゲームプレイするためのヒントは正しい装着方法
- まとめ：ロジクールA10は初心者から中級者におすすめのゲーミングヘッドセット
ロジクールA10のマイクが使えない場合の対処法はプラグ接続の確認から
A10のマイクが認識されない、または使えないという問題は多くのユーザーが経験するトラブルの一つです。このトラブルは複数の原因が考えられ、いくつかの対処法があります。
まず第一に確認すべきなのは、プラグの接続状態です。A10のプラグは奥までしっかりと差し込む必要があります。特にGen 2では端子がかなり硬いので、力を入れてしっかりと差し込むことが重要です。中途半端に差し込むと片耳からしか音声が出なかったり、マイクが認識されなかったりする原因となります。
次に確認すべきなのは、デバイス側のマイク設定です。Windowsの場合、以下の手順でマイク設定を確認できます：
- Windowsの検索ボックスから「サウンド設定」を検索し、開きます
- 「入力」タブを選択し、A10が選択されていることを確認します
- マイクのレベルが低すぎないか確認し、必要に応じて音量を上げます
PS4やPS5の場合は、「設定」→「機器」→「オーディオ機器」からマイクの設定を確認します。また、Switchでボイスチャットを使用する場合、一部のゲームソフトではボイスチャットに対応していない場合があるので注意が必要です。
さらに、マイクがミュート状態になっていないか確認しましょう。A10のマイクはブームを上に跳ね上げるとミュートになる仕様のため、誤ってミュート状態になっている可能性があります。マイクブームが下げられていることを確認してください。
それでも解決しない場合は、別のデバイスでA10を試すか、または別のマイクを同じデバイスで試すことで、問題がヘッドセット側にあるのかデバイス側にあるのかを切り分けることができます。もし別のデバイスでも同様の問題が発生する場合は、製品の不良の可能性があります。
最後に、上記の対処法でも問題が解決しない場合は、ロジクールのカスタマーセンターに連絡するか、保証期間内であれば交換または修理を検討するとよいでしょう。
ロジクールA10が片耳しか聞こえない時の解決法はケーブル挿入の確認がポイント
A10使用時に「片耳からしか音が聞こえない」という問題も多く報告されています。この問題の最も一般的な原因は、プラグの差し込み不良です。公式説明にも「プラグの差込が浅い、あるいはプラグを逆に差し込んでいると、片耳から音が聞こえない場合がある」と明記されています。
まず最初にすべきことは、プラグを一度抜いて、正しい向きで奥までしっかり差し込むことです。A10のプラグは少し硬い設計になっているため、しっかり押し込む必要があります。特にGen 2では端子がかなり硬いので、力を入れて差し込むことが重要です。
また、プラグの向きも重要な要素です。プラグには正しい向きがあり、逆に差し込むと片方からしか音が聞こえなくなる場合があります。プラグの向きを変えて試してみることで解決する場合もあります。
ケーブルの問題を確認するために、ケーブルを別の機器に接続して試してみることもおすすめです。これにより、問題がヘッドセット本体にあるのか、ケーブルにあるのかを判断できます。A10のケーブルは着脱式なので、ケーブルのみの交換も可能です。
また、ヘッドセットをPCに接続している場合は、オーディオの設定でステレオ出力になっているかを確認してください。モノラル設定になっている場合は片方からしか音が出ないことがあります。
さらに、接続先のデバイス側の問題の可能性もあります。特にオーディオ出力端子が破損していたり、埃や汚れが溜まっていたりすると、正常に音声が伝わらないことがあります。端子部分を綿棒などで軽く清掃してみることも一つの解決策です。
それでも問題が解決しない場合は、製品の不良の可能性もあるため、購入先やメーカーのカスタマーサービスに相談することをおすすめします。
ロジクールA10のミュート機能はマイクを上に跳ね上げるだけでOK
A10の便利な機能の一つが「フリップトゥミュート」機能です。これは、マイクブームを上に跳ね上げるだけで簡単にマイクをミュート（消音）状態にできる機能で、使い方はとても簡単です。
マイクを使用するときは、マイクブームを下げて口元に近づけます。この状態では通常通りマイクが機能し、ボイスチャットやゲーム実況などで自分の声を相手に伝えることができます。
一方、マイクを使用しない時や一時的に消音したい時は、マイクブームを上に跳ね上げるだけでOKです。これにより、自動的にマイクがミュート状態となり、自分の声や周囲の音が相手に伝わらなくなります。ゲームプレイ中に電話が来たり、家族と話したりする時など、プライバシーを守りたい時に便利な機能です。
この機能の良い点は、ソフトウェア操作や専用ボタンを押す必要がなく、物理的な動作だけでミュート切り替えができることです。これにより、ゲームプレイに集中している最中でも瞬時にマイクのON/OFFを切り替えることができます。
また、マイクの状態が一目でわかるという利点もあります。マイクブームの位置を見るだけで、現在マイクが有効なのかミュート状態なのかを視覚的に確認できるため、誤って自分の声が相手に伝わってしまうといったトラブルを防ぐことができます。
なお、A10には専用のマイクミュートボタンは搭載されていないため、マイクのミュート/アンミュートはこのフリップ操作のみで行います。これは操作をシンプルにするための設計ですが、素早くミュート状態を切り替えたい場合には少し手間に感じるかもしれません。
ミュート機能の使い方で迷った場合は、A10の取扱説明書を参照するか、ロジクールの公式サイトでサポート情報を確認することをおすすめします。
ロジクールA10 Gen 2とGen 1の違いはドライバーサイズと耐久性
A10の第1世代（Gen 1）と第2世代（Gen 2）には、いくつかの重要な違いがあります。これらの違いを理解することで、どちらのモデルが自分のニーズに合っているかを判断する助けになるでしょう。
最も大きな違いは本体重量です。Gen 2は第1世代と比べて約30%軽量化されており、重量は246gとなっています。これにより、長時間の使用でも頭や首への負担が軽減されています。
ドライバーユニットのサイズにも違いがあります。Gen 1では40mmのドライバーが採用されていたのに対し、Gen 2では32mmに小型化されています。これは一見するとスペックダウンのように思えるかもしれませんが、実際には音質向上のためにチェンバーとドライバーのバランスを見直した結果です。Gen 2ではゲーミング向けにカスタムされた、没入感のある音質を実現しています。
耐久性の面では、両モデルとも高い耐久性を誇りますが、実現方法が異なります。Gen 1ではヘッドバンド内部にスチールバンドを採用していたのに対し、Gen 2では柔軟なプラスチックを使用しています。これにより軽量化を実現しながらも、同等の高い耐久性を保っています。
デザイン面でも大きな変更がなされており、Gen 2はよりモダンでスタイリッシュなデザインになっています。また、カラーバリエーションも豊富になり、Gen 2ではブラック、ホワイト、グレー、ライラック、ミントの5色展開となっています。
サステナビリティの観点では、Gen 2は製品本体のプラスチックパーツの一部に再生プラスチックを使用し、パッケージにはFSC認証を取得した紙を使用するなど、環境に配慮した設計となっています。
適合性については、Gen 2は子供から大人まで幅広いユーザーにフィットするよう設計されており、特に頭のサイズが小さめな若年層のユーザーでも快適に使用できる点がアップデートされています。
以下の表で両モデルの主な違いをまとめました：
| 特徴 | A10 Gen 1 | A10 Gen 2 |
|---|---|---|
| 重量 | 約346g | 246g（約30%軽量化） |
| ドライバーサイズ | 40mm | 32mm |
| ヘッドバンド構造 | スチールバンド | 柔軟なプラスチック |
| カラーバリエーション | 限定的 | 5色展開（ブラック、ホワイト、グレー、ライラック、ミント） |
| 環境配慮 | 標準 | 再生プラスチック使用、FSC認証紙パッケージ |
| 価格帯 | 約9,500円 | 約8,100円 |
総じて、Gen 2はGen 1の良い点を継承しながら、軽量化やデザイン、環境配慮などの面で進化を遂げたモデルといえるでしょう。
ロジクールA10で快適にゲームプレイするためのヒントは正しい装着方法
A10でより快適なゲーム体験を得るためには、正しい装着方法とセットアップが重要です。以下に、A10を最大限に活用するためのヒントをいくつか紹介します。
まず、A10の装着方法については、ヘッドバンドを頭の上部に置き、イヤーカップが耳全体を覆うようにします。イヤーカップの位置が適切でないと、音質が低下したり、長時間の使用で不快感を感じたりする原因になります。ヘッドバンドの長さは調整可能なので、自分の頭のサイズに合わせて調整しましょう。
マイクの位置も重要です。マイクブームは柔軟に曲げることができるので、口元から約2〜3cm離れた位置に調整するのが理想的です。マイクが口元に近すぎると息の音が入りやすくなり、逆に遠すぎると声が小さく聞こえる原因になります。
ケーブルの取り扱いにも注意が必要です。A10のケーブルは着脱式なので、使用前にしっかりと接続されていることを確認しましょう。また、ケーブルを強く引っ張ったり、折り曲げたりすると断線の原因になるため、丁寧に扱うことが長寿命につながります。
音量調整については、A10に付属の音量コントローラーを使用して適切なレベルに調整しましょう。音量が大きすぎると耳への負担が大きくなるため、適切なレベルを保つことが重要です。長時間のゲームプレイでは、定期的に休憩を取り、耳を休ませることも大切です。
また、A10はマルチプラットフォーム対応のヘッドセットですが、接続するデバイスによって設定方法が異なります。PCに接続する場合は、付属のスプリッターケーブルを使用して、マイク入力とヘッドホン出力を正しく接続します。PS4やPS5などのゲーム機に接続する場合は、コントローラーのオーディオジャックに直接接続します。
最後に、A10の耐久性は高いですが、使用しない時は安全な場所に保管することをおすすめします。直射日光や高温多湿の環境は避け、ヘッドセットスタンドなどを使用して保管すると、長期間にわたって良好な状態を保つことができます。
これらのヒントを踏まえてA10を正しく使用することで、より快適で没入感のあるゲーム体験を楽しむことができるでしょう。
まとめ：ロジクールA10は初心者から中級者におすすめのゲーミングヘッドセット
最後に記事のポイントをまとめます。
- ロジクールA10はASTRO Gamingブランドから発売されている有線接続のゲーミングヘッドセット
- 現行の第2世代（Gen 2）は第1世代から約30%軽量化され、246gの軽量設計を実現
- 32mmのネオジムマグネットドライバーを搭載し、20Hz〜20kHzの周波数特性をカバー
- マイク性能は6mmの単一指向性マイクで、フリップトゥミュート機能を搭載
- PS5、PS4、Xbox、Switch、PC、スマートフォンなど多様なプラットフォームに対応
- 価格は8,000円台前半で、コストパフォーマンスの高さが魅力
- カラーバリエーションはブラック、ホワイト、グレー、ライラック、ミントの5色展開
- マイクが使えない場合は、プラグの接続状態やマイク設定の確認が重要
- 片耳からしか音が聞こえない問題は、プラグの差し込み不良が主な原因
- ミュート機能はマイクブームを上に跳ね上げるだけでOK
- Gen 1とGen 2の主な違いは重量、ドライバーサイズ、デザイン、環境配慮面
- 初心者から中級者のゲーマーに適したエントリーモデルとしておすすめ
ポチップ
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/products/gaming-audio/a10-gen-2.html
- https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88-2%E5%B9%B4%E9%96%93%E7%84%A1%E5%84%9F%E4%BF%9D%E8%A8%BC-A10-PSGB-Nintendo-Mobile%E5%AF%BE%E5%BF%9C/dp/B07GSRW4VK
- https://press.logicool.co.jp/ja-jp/a10g2/
- https://kakaku.com/item/J0000038237/
- https://press.logicool.co.jp/ja-jp/GaoNaiJiunoastro-a10-geminguhetsudosetsutoXinSehowaitoburuFaMai/
- https://my-best.com/products/1163406
- https://dpqp.jp/review/astro-a10-gen2
- https://gadgeneko.jp/astro-gaming-a10-gen2-review
- https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11277961406
- https://item.rakuten.co.jp/logicool/a10g2bk/
